【笹井継夫】宝塚歌劇団が、再来年から海外での自主公演を本格化させる。4月の台湾公演で黒字を達成。国内の観客数が減る中で、海外に成長の手応えを感じたからだ。次回も台湾で再演して勢いをつけ、香港や韓国、シンガポールへの展開も視野に入れる。
4月の台北市での公演は9日間。星組などの40人が日本語で日本舞踊のショーや、台湾の人気キャラクターが登場するミュージカルなどを演じた。
観客動員は約1万8千人と、目標を大きく上回った。うち8割は台湾の人々だった。観客は歓声や指笛で応え、「荒城の月」や「さくらさくら」が流れると年配の観客が一緒に口ずさむ場面もあるほど盛り上がったという。チケット販売とほぼ同じ規模の協賛金も集まり、黒字を確保できる見通しだ。