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夏フェス、聴きたいのはコレ! 記者5人が選ぶTOP3

写真:安全地帯はロック・イン・ジャパン・フェスティバルの最終日(8月4日)に登場する拡大安全地帯はロック・イン・ジャパン・フェスティバルの最終日(8月4日)に登場する

写真:昨年はフジロックに出演したストーン・ローゼズ。今年はなんと「ソニックマニア」にやってくる。写真はボーカルのイアン・ブラウン=品田裕美撮影拡大昨年はフジロックに出演したストーン・ローゼズ。今年はなんと「ソニックマニア」にやってくる。写真はボーカルのイアン・ブラウン=品田裕美撮影

写真:アイドル×メタルの融合が生み出したダークヒロイン「BABYMETAL」。ロック・イン・ジャパン・フェスティバルなどに出演する拡大アイドル×メタルの融合が生み出したダークヒロイン「BABYMETAL」。ロック・イン・ジャパン・フェスティバルなどに出演する

写真:フジロックに出演するバンパイア・ウイークエンド。フェイスブックの公式ページの「いいね」数は約190万。苗場をダンスフロアに変える拡大フジロックに出演するバンパイア・ウイークエンド。フェイスブックの公式ページの「いいね」数は約190万。苗場をダンスフロアに変える

写真:クールなたたずまいと包容力のある歌声で人気のエイミー・マン。フジロックに出演する拡大クールなたたずまいと包容力のある歌声で人気のエイミー・マン。フジロックに出演する

写真:フジロックに出演するソイル・アンド・ピンプ・セッションズ。苗場の森で「真夏のデスジャズ祭」が展開される拡大フジロックに出演するソイル・アンド・ピンプ・セッションズ。苗場の森で「真夏のデスジャズ祭」が展開される

写真:ロック・イン・ジャパン・フェスティバルなどに出演するでんぱ組.inc。メンバーはゲーマーだったり、元メードカフェ店員だったり、コスプレマニアだったり拡大ロック・イン・ジャパン・フェスティバルなどに出演するでんぱ組.inc。メンバーはゲーマーだったり、元メードカフェ店員だったり、コスプレマニアだったり

 あなたの夏フェス“いちおし”アーティストは誰ですか? フジロックフェスティバル(新潟・苗場、7月26〜28日)を皮切りに、夏の音楽フェスシーズンがいよいよ本格化します。洋楽あり、懐メロあり、アイドルあり。今年も各地で様々なジャンルのアーティストが熱いライブを展開します。そこで「夏フェス特集2013」では、朝日新聞の夏フェス担当者が選ぶ「おすすめアーティストTOP3」を紹介します。

夏フェス特集2013

     ◇

■近藤康太郎(文化くらし報道部)

【1】ジョン・レジェンド

(サマーソニック2013 8月10日は大阪会場、11日は東京会場に出演)

 「ロック」フェスティバルなんだからロックバンドが多いのは当たり前だが、ブラック・ミュージック・ファンとしてはちと寂しい。でも今年はジョン・レジェンドが来てくれる。マービン・ゲイやダニー・ハサウェイを野外フェスで聴いたらちびっちゃうだろう。今、それと同じ気分。

【2】バンパイア・ウイークエンド

(フジロック2013 7月28日)

 アフロミュージックにロックを混合させ、人を混乱させる知的ロックバンド。人を食ったようなアイデアで売ってきたが、間違いなく「今のロック」を代表する存在になった。メジャーやインディーの垣根、意味あいをかるーく飛び越える。苗場の山奥をダンスフロアに変えるでしょう。

【3】快速東京

(ライジング・サン2013 8月17日)

 「今、忌野清志郎が生きていたらこういうバンドをやっていたのでは……」と一部アンダーグラウンドファンの間で大評判のバンド。もはや失うものはない、失われた世代。すっ飛ばしていこう。あと同日のロックトリオ、SuiseiNoboAzも。

     ◇

■西正之(文化くらし報道部)

【1】エイミー・マン

(フジロック2013 7月27日)

 クールなたたずまいと包容力のある歌声で、米国では確固たる人気の女性シンガー・ソングライター。淡々と、しかし凜(りん)とした大人の魅力たっぷりの彼女が、あの巨大なグリーンステージでどのように見えるのか。本当はこぢんまりとしたステージ「フィールド・オブ・ヘブン」あたりで見たいところなんですが。

【2】ザ・ピロウズ

(サマーソニック2013 8月11日)

 誰を見たいというのはもちろん、どのステージで見たい、聞きたいというのもフェスファンにはあるでしょう。サマソニだと2004年に出来たビーチステージが個人的にはお気に入り。「ロック少年」の青さと、40を超えて力が抜けた感じが同居している彼らの、まっすぐなギターロックを海風に吹かれつつ聞いてみたい。

【3】MONGOL800

(サンセットライブ9月6日)

 いまや夏フェス定番の彼ら。でも、福岡の海辺で開く、シチュエーション抜群のこの老舗フェスで見たいんですね。2009年に出演した際、本当にこのフェスを気に入っているのが伝わってきました。そういえば、上記サマソニのビーチステージでのライブもよかった。海が彼らを燃やすのでしょうか。ちなみに彼らがホームグラウンド沖縄の海辺で開く「What a Wonderful World!!」(通称モンパチフェス)は10月初めに開催。そのころ沖縄はまだまだ夏です。

     ◇

■桝井政則(文化くらし報道部/アイドル取材班「M記者」)

【1】でんぱ組.inc

(8月3日はロック・イン・ジャパン、11日はサマー・ソニックの東京会場に出演)

 メンバーはゲーマーだったり、元メードカフェ店員だったり、コスプレマニアだったり。アキバ系アイドルの代表格が、完全アウェーの真夏の太陽の下に。慣れないお日様の光、見たことがない数の観客のうねりが彼女たちの「でんでんぱっしょん」を刺激し、かつてないパフォーマンスに昇華するか。

【2】BABYMETAL

(8月4日はロック・イン・ジャパン、10日はサマーソニック東京会場、11日は大阪会場に出演)

 アイドル×メタルの融合が生み出したダークヒロイン。SU―METALの神がかった伸びやかな歌声は必聴。頭を前後にではなく横に振る「ベビーヘドバン」のカワユサ、メロイックサイン代わりに指でキツネをかたどるフォックスサインのおちゃめさも、注目DEATH。

【3】PASSPO☆

(ロック・イン・ジャパン 8月2日)

 メンバーをクルー、ファンをパッセンジャー、ライブをフライトを呼ぶ「空と旅」をテーマにした9人グループ、と書くとよくあるアイドルのようだが、曲はド直球なガールズロック。パンチの効いた歌声の“暴走少女”森詩織をはじめ、メンバーの個性の強さはアッツイ夏フェス向き。9月には自らプロデュースするロックフェスも開催。

     ◇

■木野正章(デジタル編集部)

【1】SOIL&“PIMP”SESSIONS

(フジロック2013 7月26日など)

 一度味わってしまうと忘れられないもの。それは真夏の「デスジャズ」。「ジャズ」じゃなくて「デスジャズ」です。ただ勢いがあるだけじゃない高度なパフォーマンスと熱狂の渦はまさに圧巻。世界が認める演奏テク、最高です。ひたすらアジる社長、最高です。

【2】曽我部恵一BAND

(ジョインアライブ 7月28日など)

 誰にでも、青春時代いつも聞いていたバンドや歌手がいると思います。私の場合は何といっても曽我部恵一。彼のフォーキーで煌(きら)びやかな声を聞くと、ロックってやっぱ青春だなぁとドキドキします。フェスの青空のもとで聞くとなおさら。それは天気のせい、だけじゃない。

【3】くるり

(ライジングサン2013 8月17日など)

 作品ごとに目まぐるしく変わる音楽性。それに振り回されつつ「あー、やっぱかっこいい……」と独りごちるのが私の楽しみ方。彼らの壮大な音楽世界を「芝生の上で味わえる」というのがフェスの醍醐味(だいごみ)かと。今年の夏はどんな「くるりワールド」を見せてくれるのか期待しています。

     ◇

■入尾野篤彦(デジタル編集部)

【1】ザ・ストーン・ローゼズ

(ソニックマニア 8月9日)

 一体なにがどうなっているのか。さっぱり分からないけど、「生きる伝説」ローゼズが今年もやってくる。しかもサマソニ前夜祭のソニックマニアに。ボーカルのイアンは知っているのだろうか。ソニマニがダンスミュージックの祭典だということを……。ま、そんなこたぁどうでもいい。最近のライブでは、これまで封印していた名曲「エレファント・ストーン」を披露しているそう。昨年、苗場(フジロック)に行けた人も行けなかった人も、今年は幕張メッセで「ブリットポップの祖」を目撃しよう。

【2】ミスターチルドレン

(サマーソニック 8月10日は大阪会場、11日は東京会場に出演)

 毎年、あっと驚くアーティストが参戦するサマソニ。2009年はB’z、昨年はももクロの投入が話題を呼んだ。今年も、公式サイトのアーティスト欄にしばらく「後日発表」と書いてあって様々な臆測を呼んだが、開けてびっくり。Jポップの横綱「ミスチル」。彼らのホームフィールド「ap bank」が今年開催されないことは知っていたけど、まさかサマソニに出げいこに来るとは。30代の自分にとってミスチルは死ぬまでに一度は見てみたい「メッカ」とか「天橋立」みたいな存在。この「うれしい違和感」を楽しもうと思う。夕暮れのマリンで「シーソーゲーム」が聴けたら最高だなー……ちょっと古いか?

【3】安全地帯

(ロック・イン・ジャパン 8月4日)

 ひたちなかに、あの玉置浩二が降臨します。昨年デビュー30周年。今年前半、独特の銀髪ヘアスタイル(アシンメトリー?)で話題になった大御所と、今更説明するまでもないか。ステージ外での話題に事欠かない彼だが、そのパフォーマンスは超一流。「ワインレッドの心」「恋の予感」「悲しみにさよなら」などの名曲たちは、歳月が経ってもまったく色あせない。人気アーティストの出演が次々と決まり、例年以上に注目を集めている今年のロック・イン・ジャパン。最終日、邦楽シーンの「いま」に続く形を作った彼らのライブを見て「最高の3日間」を締めよう!

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朝日新聞将棋取材班

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