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17歳対決制し呉さん優勝 朝日アマ囲碁名人戦全国大会

 【伊藤衆生】東京都千代田区の日本棋院会館で開かれていた第8回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会(朝日新聞社、日本棋院主催)2日目の15日、東京都代表の呉柏毅(ウボイ)選手(17)=杉並区=が、決勝で富山県代表の大表(おおおもて)拓都選手(17)=富山市、高校2年=に黒番3目半勝ちし、優勝した。17歳対決を制した呉選手は、前身の朝日アマ囲碁十傑戦(1961〜2005年)を含めた半世紀余りの歴史で、最も若い全国優勝者となった。過去には18歳の覇者が2人いた。

 呉選手は洪●義(ホンソッギ、●は夾の人がそれぞれ百)アマ名人(26)への挑戦権を獲得。アマ名人の座をかけ、27、28の両日、神奈川県湯河原町で開く三番勝負に臨む。

 14日に3連勝してベスト8に進んでいた呉選手は、この日も準々決勝から勝ち進んだ。順調に打ち進めていた決勝は、途中から緩んで細かい勝負になったが、最後は難解な終盤戦を乗り切った。

 台湾出身。日本棋院のプロ棋士を志望して09年に来日し、同年に同棋院の院生(プロ候補生)となった。今年初め、年齢制限で院生は辞めたが、現在もプロを目指して都内の囲碁道場に住み込み、勉強を続けている。国内の主要アマ大会には今回が初出場だった。

 呉選手の話 まさか優勝できるとは。6回戦のうち半分は苦しい碁で、運がよかった。三番勝負はとても強い相手なので負けて当然の気持ちで戦います。

◇準々決勝(左が勝ち、△は先番)

△大表拓都(富山) 中押し 竹内一雄(愛知)

古川 元(青森) 7目半 △江村棋弘(兵庫)

小野慎吾(山口) 中押し △宮本 翼(福岡)

△呉柏毅(東京) 中押し 木浦賢彦(岡山)

◇準決勝

△大表(富山) 中押し 古川(青森)

呉(東京) 1目半 △小野(山口)

◇3位決定戦

△古川(青森) 12目半 小野(山口)

◇決勝

△呉(東京) 3目半 大表(富山)

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