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生オケで名画を再体験 上野で「カサブランカ」など3作

写真:「雨に唄えば」上演の模様拡大「雨に唄えば」上演の模様

写真:カサブランカ(1942)拡大カサブランカ(1942)

写真:雨に唄えば(1952)拡大雨に唄えば(1952)

写真:サイコ(1960)拡大サイコ(1960)

 名作映画の音楽をオーケストラが映像に合わせて生演奏する異色の演奏会「名作シネマとオーケストラ」が、19〜21日に東京文化会館大ホール(東京・上野)で開かれる。昨年秋に上演され好評を博した「ウエスト・サイド物語」に続く第二弾。今回はハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した「カサブランカ」(1942)、ジーン・ケリー主演のミュージカル「雨に唄(うた)えば」(1952)、ヒチコックの代表作「サイコ」(1960)の3作品が披露される。

 映画と管弦楽の融合プロジェクトを発案したのは、米国の映像プロデューサーのジョン・ゴバーマン氏。映画のサウンドトラックから、デジタル処理で俳優の声や効果音などは残しオーケストラ音楽部分だけを除去。巨大スクリーンの下で演奏する大編成オケのダイナミックな音楽を加える方法で、1987年以来「巴里のアメリカ人」「オズの魔法使い」など数々の名画を音楽ホールによみがえらせた。日本に初登場した昨年の「ウエスト・サイド物語」は、東京と大阪で2万人以上が観覧したという。

 演奏はニール・トムソン指揮の東京フィルハーモニー交響楽団。「カサブランカ」で名曲「時の過ぎゆくまま(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)」が奏でられる場面ではオリジナルの酒場のピアノの音を残すなど、過去と現在の演奏が自在に組み合わされる。20世紀前半にヒットしたミュージカル映画の集大成「雨に唄えば」では、映画会社が破棄し失われたスコアを上演のため採譜して復元したというエピソードも。短く強迫的な旋律の反復が映画自体の構成と密接にかかわるサスペンス映画の傑作「サイコ」は、弦楽合奏の渋い音色が聞きどころだ。

 チケットは各公演とも4800円〜8800円。「カサブランカ」は19日14時と20日12時、「雨に唄えば」は20日16時半と21日12時、「サイコ」は19日18時半と21日16時半の上演。問い合わせはキョードー東京(0570・550・799)。

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