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囲碁の第68期本因坊戦七番勝負(毎日新聞社主催)は17、18の両日、神奈川県秦野市で第7局が打たれ、井山裕太本因坊(24)=棋聖、天元、王座、碁聖をあわせ五冠=が挑戦者の高尾紳路九段(36)に262手までで黒番4目半勝ちし、4勝3敗で初防衛した。
6月初旬の第3局を終えて1勝2敗だった井山本因坊は、韓国で開かれた世界戦で活躍して調子を上げ、帰国後、第4、5局に連勝。第6局は敗れたが、最終局の息詰まる攻防を制した。高尾九段の6期ぶりの復位はならなかった。
井山本因坊は3月、棋聖位を奪取して現行の七大タイトル戦史上初の六冠を達成。直後の4月に十段位を失ったが、今回、五冠の立場を死守した。現在、碁聖位の防衛をかけた五番勝負の真っ最中でもある。