国内最大規模の野外音楽イベント「フジロックフェスティバル’13」は28日、新潟県湯沢町の苗場スキー場で最終日があり、国内外の人気アーティスト約100組が出演した。17回目の開催となった今年は、のべ11万1千人(主催者発表、前夜祭含む)が訪れた。
写真で振り返る1日目レビュー2日目レビュー夏フェス特集2013◇
【近藤康太郎】フジロックには魔物が住んでいる。
フジは、何度通っても、新しい顔を見せる。新しい音楽を発見する。夏フェスの中でもリピーターが極めて多いのは、それが理由だ。
午前中、ホワイトステージの一番手は七尾旅人。サックスの梅津和時とのデュオ。照りつける太陽の下、大観衆を集めた。
小柄な2人。バックバンドもいない。大きなホワイトステージが、スカスカに見える。そして、たぶん、今日のステージで何をやるのか、七尾旅人はあまり考えてきていない。炎天下に大観衆を待たせて、ギター1本、サンダル履きでぶらりと来る。そういうことができるのが、七尾旅人なんだ。
スタンダード曲「星に願いを」から始めて、新曲の「ハッピートーク」や、やけのはらと歌った名曲「ローリン・ローリン」まで。マイクに、何台あるのかわからないエフェクターを、即興でつなぎ、はずす。音楽で「事件」を起こそうとする。
真っ昼間に、「これから歌う曲で、星空が見えるから」という七尾旅人。「音楽で起きたことは、本当に起きたこととおんなじ」とも繰り返す。
この日、本当に、それが起こったんだ。
歌、踊り、アクロバット、コントとなんでもこなす5人組ユニットの3rd DVD。表題曲はきらきら星をモチーフにした可愛らしい楽曲