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くるり「あり得ない化学反応が魅力」 おんぱく7年目

写真:岸田繁=葛西亜理沙氏撮影拡大岸田繁=葛西亜理沙氏撮影

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 バンド・くるりが呼びかけて始まった「京都音楽博覧会(おんぱく)」が、7年目を迎えた。ミュージシャンが主体となって開く異例のフェスも、初秋の京都の風物詩として定着した。

夏フェス特集2013

 「京都ではお店も3代続かないと認められない。大変だけど、継続しないと」と話すボーカルの岸田繁は京都出身。おんぱくの魅力は「あり得ない組み合わせ、あり得ない化学反応」だと言う。

 「細野晴臣さんの傍らに、雅―MIYAVI―がいる絵自体が面白いでしょ。細野さんと同年の小田和正さんは、共演も初めてだって。お二人とも、何か張り合っているように見えた」と笑う。「あり得ない化学反応」とは、ロックにクラシックやエレクトロが絶妙に混交する、くるりの音楽とも通じる。

 街中で開くフェスのため、サウンドもアコースティックが中心。「京都は、信号待ちの音楽や広告のBGMも少なく、高速道路も走っていない。三方を山に囲まれ、人のざわざわした音が反響する。街とぶれのない音楽は、ある」

 初期作の「東京」や、東日本大震災の被災地を歌った「soma」など、確かにくるりは街をよく歌う。「歩いている人のスピード感や色味を見て、初めて訪れた土地ではすぐに音楽が浮かぶ」。街と人と暮らしを内包した新アルバムも、遠くないはずだ。

 9月22日、京都・梅小路公園で。ロックインジャパン(8月4日)、ライジングサン(同17日)にも出演する。(近藤康太郎)

     ◇

 インタビュー詳細は次の通り。

 ――「おんぱく」を始めたきっかけは?

 「バンドの結成10周年記念です。当時、僕の地元京都には大規模な野外フェスが無かった。それで周りと相談して『やってみようか』と。京都では店も三代続かないと認められない。だから『まず3年はやろう』と思ったんです」

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