現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 文化
  3. 記事
2012年10月11日19時51分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

山下名人が勝ち2勝2敗 囲碁名人戦第4局2日目

関連トピックス

写真:第4局を制した山下敬吾名人。手前は羽根直樹九段=11日18時41分、仙台市太白区の茶寮宗園、山本和生撮影拡大第4局を制した山下敬吾名人。手前は羽根直樹九段=11日18時41分、仙台市太白区の茶寮宗園、山本和生撮影

図:〈最終図〉先番・山下名人(163手まで)拡大〈最終図〉先番・山下名人(163手まで)

 【伊藤衆生】第37期囲碁名人戦七番勝負の第4局(朝日新聞社主催、河北新報社共催)は2日目の11日、仙台市太白区の茶寮宗園で打ち継がれ、午後6時26分、山下敬吾名人(34)が挑戦者の羽根直樹九段(36)に163手までで黒番中押し勝ちし、2勝2敗のタイに戻した。持ち時間各8時間のうち、残り時間は山下名人が4分、羽根挑戦者が1分だった。第5局は17、18の両日、神戸市で打たれる。

 名人が剛腕ぶりを発揮。迫力ある攻めを繰り出し、挑戦者を圧倒した。

 左下の黒41(封じ手)からが2日目。白が左辺を生きて難解な攻防が収束したが、挑戦者には1日目の白24に後悔があり、黒の打ちやすい展開だった。

 名人は黒71、75から中央白に迫ると、地合い勝負には行かず、黒81、83の強烈な攻めに出て、挑戦者に息つく暇を与えなかった。

 名人は黒117で中央白を取り込み、優位を確定。右下を丁寧に受けて逃げ切り態勢に入った。上辺白140、142と踏み込まれて激しく動揺したが、黒143と譲歩し難を逃れた。最後も緩まず、下辺白を召し捕って勝負を決めた。

 解説の小林覚九段は「名人本来の力強さが存分に出た一局。挑戦者の気合もひしひしと感じましたが、名人のパワーが上回りました」と話した。

     ◇

 《山下名人の話》 黒39、41と突き破ったので悪くないかと思っていた。終盤、上辺を冷静に対処できて勝ちを意識しました。

 《羽根挑戦者の話》 1日目がまるでダメ。実戦は最悪でした。差がありすぎたので、2日目にチャンスはなかったでしょう。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

神の仕掛けか、悪魔の所業か。地獄のバトルが今、始まる

沖縄密約をめぐる国の嘘によって人生を断たれた元新聞記者・西山太吉の妻と、国の嘘を暴くための戦いに挑んだ女性弁護士、2人の女性を描いたノンフィクション

師匠・石井邦生九段が語る若武者の軌跡

トッププロ7人が解説を担当するオムニバス式講座集

「無頼の天才」と呼ばれる藤沢秀行と彼を支える妻との感動ドキュメンタリー

棋聖6連覇を達成した無頼派勝負師が語る痛快なる半生


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報