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2011年10月14日20時55分

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井山名人が勝ち2勝3敗に 囲碁名人戦

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井山名人が勝利

写真:対局を振り返る井山裕太名人(奥右)と山下敬吾本因坊(手前)=14日午後、静岡県熱海市、松本敏之撮影拡大対局を振り返る井山裕太名人(奥右)と山下敬吾本因坊(手前)=14日午後、静岡県熱海市、松本敏之撮影

写真:井山裕太名人拡大井山裕太名人

写真:〈最終図〉先番・山下本因坊(182手まで)拡大〈最終図〉先番・山下本因坊(182手まで)

 第36期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局は14日、静岡県熱海市の「あたみ石亭」で2日目が打ち継がれ、午後6時57分、井山裕太名人(22)が挑戦者の山下敬吾本因坊(33)に182手までで白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝3敗とした。持ち時間各8時間のうち、残りは名人2分、挑戦者1分。第6局は27、28の両日、同県伊豆市で。

 カド番の名人が挑戦者の猛攻に耐えてしのぎ切り、逆転防衛に望みをつないだ。

 右上の白64(封じ手)からが2日目。名人は右上隅に生きる狙いを残したまま右辺白68へ入った。挑戦者は右辺をすぐには攻めず、まずは黒81に転じて、先手で左下を荒らした。

 中央付近を厚くした挑戦者は、黒111と右辺白の根拠を奪い、さらに117や123と打って、名人の大石を猛然と取りにいった。だが、名人は右上を荒らしながらしのぎ、優勢に。最後は白174と踏み込み、挑戦者の粘りを封じた。

 解説の山城宏九段は「黒81以下の攻防で挑戦者が戦果を挙げ、一時は黒が打ちやすかったはずです。挑戦者の攻めは迫力満点でしたが、名人のしのぎがそれを上回りました」と話した。(伊藤衆生)

 井山名人の話 黒111と打たれたときはだめだと思ったが、右上になだれ込みながらしのぎ、形勢が良くなったと思う。

 山下挑戦者の話 最初は取りにいくつもりではなく、得をしながら生かす予定だった。むちゃをしないで冷静に打つんでした。

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