奈良・唐招提寺は18日、国宝の鑑真和上坐像(ざぞう=8世紀、脱活乾漆〈だっかつかんしつ〉造)を模造した「お身代わり像」の制作の様子を報道陣に公開した。今後彩色し、来年3月の完成を目指すという。
来年の鑑真和上1250年忌を記念し、寺が財団法人美術院(京都市)に制作を依頼。国宝像は1年のうち同寺で重要な行事がある数日しか拝観できないため、来年6月5日の開眼法要以降、常時公開する。
これまで京都の工房で作業をしてきたが、細部の仕上げを国宝像を観察しながら進めるため、今月15日から5日間の予定で境内の御影堂に身代わり像を運び入れた。今後は京都に戻し、顔料で彩色する。