森光子さんの死去が伝えられた14日、惜しむ声が相次いだ。
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聖路加国際病院理事長・日野原重明さんの話 2005年に文化勲章を受章した際、森さんは私の隣に座っていらっしゃって「これからも共に現役でいましょう」と語り合ったのを覚えています。時々は「放浪記」の舞台裏を訪ねて激励し、「でんぐり返しは背骨を折ったりすることもあって体に悪いから、やめた方がいい」「無理せず、時には体を休めて下さい」とアドバイスしたこともありました。05年のエッセーに「光子さんの95歳の演技を見て、天に召されたい、というのが私の人生の目標」と書いたほど元気をもらっていました。「放浪記」を休まれ、ここ何カ月かは連絡を取り合っていませんでした。最後までお芝居に命をかけられた、国民的な俳優さんだったと思います。