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2012年11月29日5時46分

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最古級のひらがな出土 土器に「け」や「あ」 平安京跡

写真:最古級のひらがなが書かれた土器=28日、京都市上京区、高橋正徳撮影拡大最古級のひらがなが書かれた土器=28日、京都市上京区、高橋正徳撮影

図:ひらがなの書かれた墨書の読み方拡大ひらがなの書かれた墨書の読み方

 【筒井次郎】平安京の高級貴族の邸宅跡で、最古級のひらがなが書かれた土器(9世紀後半)が多数出土した。京都市埋蔵文化財研究所が28日発表した。解読にかかわった研究者らは、10世紀に確立したとされるひらがなが、半世紀ほど前にすでに文章を書くのに使われていたとみている。

 土器が出土したのは、平安時代前期の右大臣(政権ナンバー3)、藤原良相(ふじわらのよしみ)(813〜867)の邸宅跡(京都市中京区)。庭の池から墨で文字が書かれた土器約90点が見つかり、うち約20点にひらがなや、漢字が崩れてひらがなになる途中の「草仮名(そうがな)」が多数書かれていた。大半は良相が没した867年前後のものとみられる。

 1枚の皿(直径13.5センチ)の裏には約40字が書かれていた。「け」「あ」「ら」「と」「は」などは現在と同じ形。「ひとにくしとお□はれ」という部分は、□(欠損部)を「も」と推測すると「人憎しと思われ」(うとましく思われての意味)と読める。

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