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2011年12月8日20時12分

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平安貴族の邸宅跡を初特定 藤原良相邸、優雅な庭園も

【動画】平安京跡で大規模な邸宅の庭園跡が見つかる

写真:藤原良相の邸宅の庭園跡から出土した土師器(はじき)高坏の一部=8日午後、京都市中京区、高橋一徳撮影拡大藤原良相の邸宅の庭園跡から出土した土師器(はじき)高坏の一部=8日午後、京都市中京区、高橋一徳撮影

 平安京があった京都市中京区で、平安時代前期(9世紀後半)の貴族の邸宅跡が見つかったと、市埋蔵文化財研究所が8日発表した。出土した墨書土器や当時の絵図などから、右大臣・藤原良相(ふじわらの・よしみ)=813〜867=の邸宅と断定した。特定の平安貴族の居住地を発掘調査で確認できたのは初めて。

 佛教大キャンパス予定地の約2500平方メートルを調査したところ、平安前期の建物跡と庭池の遺構が確認された。池は南北24メートル、東西18メートルの長方形。中央に直径6メートルの島があり、南岸とを結ぶ土橋(長さ8メートル、幅1.5メートル)も築かれていた。

 池の周囲からは、貴族らが小川のそばで詩歌を詠む「曲水の宴」を開いたとみられるS字形の石敷きが出土。池の西端には礎石と柱を据えた縁側の跡があり、そばから「三条院釣殿高坏(さんじょういんつりどのたかつき)」と墨書された土器や、中国・唐で作られた多数の高級陶磁器が見つかった。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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