DIALOG 日本の未来を語ろう :朝日新聞デジタル
2020/03/21

持続可能な社会を支える“クロコ”とは? 「大学SDGs ACTION! AWARDS 2020」 日本ガイシ ワークショップリポート

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国連は貧困や格差、環境など17分野で2030年までの達成を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」を掲げています。その達成に向けて活動する大学生を応援する「大学SDGs ACTION! AWARDS 2020」(朝日新聞社主催)の最終選考会が2月15日、東京・渋谷で開催されました。

ファイナリストに選ばれた大学生らのプレゼンテーションに続き、企業が提起した課題について、若者たちがSDGsの視点から考える「SDGsワークショップ」が開かれました。参加したのは大学生を中心に約180人。日本ガイシ株式会社(本社・名古屋市)が出した「お題」について、社員たちと一緒に議論し、自分なりの「未来を創り出す新たな問い」を見つけることを目指しました。刺激に満ちた対話の模様をお伝えします。

営利を超えて、社会のために活動するスピリッツ

ワークショップではまず、日本ガイシ人事部の和泉貴美子さんが、SDGsに関連した自社の課題意識と取り組みをプレゼンテーションしました。

「日本ガイシを一言で表すと、セラミックスを得意とするB to Bメーカーです」と自社を紹介します。社名にもなっている「がいし(碍子)」とは、鉄塔と電線の間に取り付けられている白い円盤状の部品のこと。素材であるセラミックスが電気を通さない絶縁性を持っているため、電気を安全に供給するのに欠かせません。がいしの世界シェアはトップクラスだそうで、他にもセラミックスを使った社会基盤の維持に欠かせない様々な製品を開発・販売しています。

同社は1919年に創立。当時、送電用がいしは輸入品に頼っていましたが、初代社長の大倉和親氏は「営利のためではなく、国家への奉仕としてやらねばならない」と、国内でがいしを生産できる体制を整えました。この「社会のために」というスピリッツは、創立から100年経った今でも受け継がれており、SDGsへの意識にもつながっています。

「普段目にすることはなくても、実は人々の生活や環境を支えている」と、和泉さんは自信を持って自社製品を紹介します。取り扱っている製品は、SDGsの17の目標のうち、「3.すべての人に健康と福祉を」「6.安全な水とトイレを世界中に」「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「11.住み続けられるまちづくり」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」の七つにかかわっています。

具体的には、がいしによって電力の安定供給を支えるほか、環境汚染を防ぐ自動車排ガス浄化用セラミックス、分子を正確にふるい分け革新的な省エネを実現するサブナノセラミック膜、IoTやAI、5Gなどに欠かせない電子デバイスの素材・部品などを生産しています。環境貢献製品が総売上高に占める割合は56%にも及ぶとのこと。拠点は21カ国57社で、海外売上高が全体の7割を占めるなど、「社会に新しい価値を そして、幸せを」という理念をグローバルに展開しています。

「問い」を問い直すことで理解を深める

和泉さんのプレゼンテーションを踏まえ、いよいよグループディスカッションのスタートです。参加者はグループに分かれ、日本ガイシが出した「お題」について議論を交わしました。ここでは、単に意見を述べ合うだけでなく、最初に出されたお題から新たな疑問を創造することが目標です。新たな視点からお題をとらえ直すことによって、さらに理解が深まるからです。

今回のお題は「未来の持続可能な社会を支える、あなたのそばの“クロコ”とは?」。人目につくことは少ないけれど、着実に社会を支える“クロコ(黒衣)”的存在を自負する同社からの問いに、参加者は学生、社会人という立場や世代を超えて対話します。

そうしたなかで、「自分を主張しすぎるのもダメだが、100%クロコに徹するという消極的な姿勢では、問題に対する当事者意識を持てないのではないか」「誰もが、主役である側面とクロコである側面を持っていると思う。お互いに支え合うWin-Winな関係はどうやったら築けるだろう」など、人と人との関係のあり方について考えさせられる意見がたくさん出ました。

ワークショップの最後には、グループで出た新たな問いを参加者たちがボードに貼り出しました。そこには「注目されるクロコとは?」「クロコであるメリットは?」「あなたは誰のクロコですか?」といったユニークな問いが数多く見られました。

クロコ的役割の重要性を再確認

AWARDSのファイナリストとして、独居老人が自宅を使ったシェアハウスを営むためのサポート事業をプレゼンした東京外国語大学4年生の所七海さんもワークショップに参加し、「質問を転換することで、他人ごとを自分ごととして捉えることができました。私が手掛ける事業もある意味“クロコ”的な役割なので、これからの参考になりました」と話しました。

日本ガイシのプレゼンターを務めた和泉さんもワークショップの議論に加わり、「学生らしい率直な熱い意見をじかに聞くことができて刺激を受けました。また、この機会を通して、弊社の製品がSDGsと深くかかわっていることを強く実感できたので、世界に向けて製品をさらに発信していきたいです」と意気込みを語りました。

ワークショップは、参加者一人ひとりが、自分とSDGsとの関係を見つめ直す貴重な機会となりました。あなたもSDGsを自分ごととして捉え、社会や誰かの“クロコ”になってみませんか?

日本ガイシについて、もっと詳しく知りたい方はこちらから↓

SDGsサイト「100年前からSDGs発想。」
https://www.ngk.co.jp/sdgs/index.html

セラミックス紹介サイト「おしえてクロコくん!」
https://www.ngk.co.jp/kuroko/index.html

採用情報
https://www.ngk.co.jp/recruit_index/index.html

家庭でできる科学実験シリーズ「NGKサイエンスサイト」
https://site.ngk.co.jp/

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