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フィルムカメラ、市場縮小で統計公表とりやめ

2008年05月04日

 フィルムカメラの生産・出荷統計の公表がとりやめになった。カメラメーカーなどでつくるカメラ映像機器工業会が毎月公表していたが、市場縮小で集計値が公表基準を満たさず、4月に発表した2月分の統計から集計欄が空欄に。生産・出荷は今後も続くが、フィルム時代の終わりを印象づけている。

グラフ  

 同会によると、集計対象のメーカーが2社以下だったり、集計値の8割以上を1社が占めたりした場合、公表しないとする基準があり、2月分が抵触。いったん非公表になると、翌月以降も見送られるため08年の累計も公表されない。来年以降、基準見直しなどで公表が復活する可能性はあるが、51年から続くフィルムカメラの統計の公表が07年までで途絶えてしまうこともある。

 08年1月の統計では、フィルムカメラの生産は1580台(デジタル約541万台)、出荷は1万1573台(同約587万台)。

 デジタルカメラは出荷台数で02年にフィルムを抜き、高機能化や新商品投入が相次ぐ。一方のフィルムは新機種もごくわずか。カメラ量販店の担当者は「カメラを学ぶ学生や年配の愛好家など一定の層には今も需要があるが、時代の流れでは」と話す。

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