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携帯・各社の3Gケータイ。アプリやムービーなど多彩な機能が魅力 |
新しいケータイに関係する記事や解説を読んでいると、「3G」という単語をよく見かけます。「最新の3Gケータイ」「3Gケータイだと○○ができる」「これからは3G」といった表現が使われています。ケータイにおける「3G」とは「Third Generation(3rd Generation)」の略で、「第3世代」という意味を持ちます。今回はこの「3G」について、わかりやすく説明してみましょう。
3Gケータイは、NTTドコモが2001年10月から「FOMA」、auが2002年4月から「CDMA2000 1X」、ボーダフォンが2002年12月から「Vodafone Global Standard」という名称で、それぞれサービスを開始しています。auは2003年11月から上位サービスの「CDMA1X WIN」を並行して提供し、ボーダフォンは昨年末から「Vodafone 3G」の名称でリニューアルした3Gサービスを提供しています。
3Gは第三世代という意味ですから、当然、第一世代、第二世代が存在します。しかし、ケータイの世代は端末の大きさや形、サービス内容などを表わすものではなく、ケータイの根本を支える通信技術によって区別されています。
第一世代は、当初の自動車電話から採用されてきた「アナログ方式」です。肩から提げる「ショルダーホン」やハンディサイズの端末が生まれ、ようやくケータイの原型ができた時代でした。しかし、都市部での契約者増に対応するため、1933年に「デジタル方式」でのサービスが開始されました。このデジタル方式が第二世代です。デジタル方式はアナログ方式に比べ、通話ノイズが少なく、バッテリー駆動時間が長くなるなどのメリットがありました。
デジタル方式のケータイは補償金廃止や端末買い切り制度導入などに伴い、1995年頃から利用者が急速に増え始めました。iモードに代表されるパケット通信などの新しい通信方式も登場しましたが、再び周波数帯域(利用できる周波数の幅)に余裕が少なくなってきました。そこで、、新しい通信技術を採用した第三世代の「3Gケータイ」が提供されることになったわけです。2005年2月末現在、日本で利用されている携帯電話の内、約33%が3Gケータイになっています。
では、従来のケータイと3Gケータイは、具体的に何が違うのでしょうか。簡単に言ってしまえば、従来よりも電波(周波数)を効率良く利用していることが挙げられます。その効率の良さによって、動画配信や音楽配信、テレビ電話、高速データ通信など、今までのケータイにはないサービスが実現されているのです。ケータイの電波は空中を飛び交っているため、無限に利用できるように考えられがちですが、利用できる周波数帯域は限られています。そのため、新しい通信技術は限られた周波数帯域で、より多くのユーザーが利用できることを目指して開発されています。3Gケータイはこうした世代的に新しい通信技術によって支えられているわけです。
より多くの人が利用できるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか。道路を例に考えてみるとわかりやすいでしょう。一定の幅の道路に同時に10台しかクルマが走れなければ、コストは10台で負担するしかありません。しかし、同時に走れるクルマの数が100台、1000台、1万台と増えれば、道路の利用効率が良くなり、コストを下げられます。つまり、ケータイなら、周波数の利用効率が良くなることで、通信コストが安くなるわけです。そのため、3Gケータイは従来のデジタル方式よりもパケット通信料が割安に設定されていますし、パケット通信を定額で利用できるプランも提供されているわけです。
ケータイはアナログからデジタル、デジタルから3Gと、年を追うごとに世代交代が進んできましたが、実は周波数の利用効率向上こそがケータイの世代交代の正体なのです。
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各携帯電話事業者の3Gケータイが占める比率
| NTTドコモ |
21% |
| au |
91% |
| Vodafone |
4% |
| 全体 |
33% |
※2005年2月末現在、社団法人電気通信事業者協会調べ
※ツーカーは3Gケータイのサービスを提供していない