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コラム「今さら聞けないケータイの話」

バッテリー、もっと長持ちさせたい

2005年04月14日

法林 岳之
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液晶ディスプレイのバックライトの明るさや点灯時間を調整すれば、バッテリーの消費を少し抑えられる

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明らかに圏外の場所ではケータイの電波をOFFにする「オフラインモード」に切り替えよう

 いつでもどこでも通話やメールができるケータイ。しかし、そんな便利なケータイも電気がなくては動きません。今回はケータイに欠かすことができないバッテリーに注目してみましょう。

 ひと昔前のケータイはちょっと通話をすると、あっという間にバッテリーがなくなるため、標準サイズとは別に、大容量バッテリーなども販売されていました。しかし、最近では連続待ち受け時間が200〜400時間以上、連続通話も100〜200分以上があたりまえになり、長時間使えるようになってきました。

 ただ、実際に使っている感覚からすると、「いや、そんなに持たないだろ」と考えるかもしれません。確かに、カタログに掲載されているバッテリー駆動時間は公称値なので、必ずしもその通りの時間、待受ができたり、通話ができるわけではありません。しかし、設定次第でもう少しバッテリー駆動時間を延ばすこともできるのです。

 たとえば、電話番号やメールを表示するためのディスプレイ。今やほとんどの機種がカラー液晶ディスプレイを搭載していますが、液晶ディスプレイは構造上、裏側からバックライトで照らさなければ、きれいな画面を表示することができません。しかし、バックライトが点灯している間は、バッテリーをより多く消費してしまいます。そこで、多くの端末にはバックライトの明るさや点灯時間を設定するための項目が用意されています。バックライトの明るさは数段階で設定できますが、出荷時はもっとも明るく設定されていることがあるので、一段、暗く設定し直してみてください。もっとも暗くした場合でも文字などは十分に見えるので、通常は問題ないでしょう。端末によっては、バックライトの点灯時間などを含めた項目を一括して設定できる「省電力モード」や「節電モード」が用意されている機種もあります。一度、設定メニューを確認してみてください。

 また、バックライトによるバッテリー消費は設定だけでなく、端末のデザインや普段の使い方も関係します。現在は折りたたみデザインの端末が主流ですが、折りたたみデザインの端末は閉じたときにバックライトが消えるしくみになっています。これに対し、ストレートデザインやスライド式の端末は、常に液晶ディスプレイが前面に出ているため、バックライトの点灯時間が長くなってしまいます。つまり、ストレートデザインの端末の方が前述の省電力設定やバックライト点灯時間の設定に気をつける必要があるわけです。

 折りたたみデザインの端末だからといって、何も注意しなくても良いというわけではありません。よくカフェなどで、ケータイを開いた状態で机の上に置き、メールや通話の着信を気にして、何度もボタンを押してしまう光景を見かけます。大切な人からの連絡が待ち遠しいのでしょうが、頻繁にバックライトを点灯させると、バッテリー駆動時間を縮めてしまいます。端末を折りたたむか、画面表示が消えてもそのまま、待っていた方がバッテリーは長持ちするはずです。

 さて、バッテリーを長持ちさせるために、もうひとつ覚えておきたいことがあります。それは「圏外」です。

 ケータイは基地局と一定の周期でおおまかな位置情報などをやり取りするため、端末はいつも最良の電波を探す動作をしています。しかし、圏外になってしまうと、見つからない(届かない)電波を探すことになるため、いつも以上にバッテリーを消費してしまいます。たとえば、地下や電波の届かない場所に長時間いるとき、ケータイの電源を入れたままにしておくと、いつも以上にバッテリーを消費し、気がついたときはバッテリーの目盛りがわずか……なんてこともあります。しばらく電波の届かない場所にいるときは、電源を切るか、電波を出さないモード(「セルフモード」「電波OFFモード」「オフラインモード」などと呼ばれています)に切り替えておくといいでしょう。もちろん、電波の届く場所に戻ったとき、もう一度、電源を入れ直すこともお忘れなく。

プロフィール

プロフィール

法林岳之(ほうりん・たかゆき)

ITジャーナリスト。パソコンや携帯電話など、幅広いデジタル製品の試用レポートや解説記事を執筆。携帯電話関連では業界No.1サイト「ケータイ Watch」にも連載中。「できるWindows XP SP2対応 基本編完全版」(インプレス刊)など著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。



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