私たちにとって、ケータイはもっとも身近なデジタルツールです。ビジネスタイムはもちろん、プライベートな時間でも常に身に付け、いつも持ち歩いています。そんなもっとも身近なデジタルツールだからこそ、ぜひ活用したいのケータイのスケジュール機能です。
みなさんはどのようにして、スケジュールを管理しているでしょうか。手帳派の人も居れば、「予定はみんな頭に入ってるよ」という人もいるでしょう。あるいは、オフィスや自宅のカレンダーに書き込むだけという人もいるかもしれません。システム手帳に始まり、PDAやパソコンなど、こだわりを持ったスタイルでスケジュールを管理している人も多いでしょう。
現在、販売されている多くのケータイには、必ずと言っていいほど、スケジュール機能が搭載されています。ケータイのスケジュール機能は一見、オマケ的な機能に考えられがちですが、実際に使ってみると、なかなか便利なもので、手帳などにはないメリットもあります。
たとえば、冒頭でも述べたように、ケータイは常に自分の身近にあるため、いつでもスケジュールの入力や参照ができます。手帳なども身近にあるものですが、メールを打つ感覚で入力すれば、すぐにスケジュールを登録できます。パソコンから自分のケータイあてにメールをして、それを元に登録することも可能です。登録したスケジュールも月、日、週間など、好みに応じて表示できます。
手帳にはないメリットとして挙げられるのがアドレス帳やアラームなどとの連動です。たとえば、10時から打ち合わせが始まるのであれば、その時刻、あるいは数分前にアラームを鳴らすことができますし、連絡をしなければならない相手が居るのなら、アドレス帳に登録された電話番号と関連付けすることもできます。その他にも画像やURL、メールアドレスなどとリンクできる機種もあります。
また、パソコンで利用しているアプリケーションとのシンクロ(同期)機能も充実し始めています。従来は各端末メーカーの独自仕様のスケジュール機能を搭載していましたが、最近ではアドレス帳などと同じように、一般的なスケジュール管理の仕様にも準拠した端末が増えており、パソコンとの親和性も高くなっています。以前、このコラムでケータイのメモリダイヤル編集ソフトを紹介しましたが、これらのソフトにはMicrosoft OfficeのOutlookなどとケータイのスケジュールをシンクロさせる機能を搭載したものもあります。筆者自身もパソコンとシンクロさせながら、ケータイでスケジュールを管理しています。
こうしたスケジュール機能やアドレス帳、パソコンとのシンクロ機能をさらに充実させた端末として、海外では「スマートフォン」と呼ばれるジャンルの携帯電話がビジネスマンを中心に人気を集めています。スマートフォンはケータイというより、どちらかと言えば、PDAにケータイの機能を組み込んだものという印象で、国内でもNTTドコモが近く「FOMA M1000」という機種を発売する予定です。
そこまで本格的な機能ではないものの、現在、国内で販売されているケータイのスケジュール機能もユーザーの工夫次第で、いろいろと活用できる環境が整っています。ビジネスユースは手帳、プライベートはケータイといった具合いに、使い分けるのもいいでしょうし、お気に入りのテレビドラマの放映スケジュールを登録したり、日記のように使ってみたりと、いろいろな活用ができるはずです。ぜひ一度、自分のケータイのスケジュール機能をチェックしてみてください。