ケータイにはいろいろなキーがついています。電話を掛けるときは、ダイヤルキーで電話番号を入力し、[開始]キーで発信します。通話が終わったら、[終了]キーを押します。普段、何気なく使っているケータイのキーですが、この他にも知っておくと便利なキーがいくつもあります。今回はケータイの側面に備えられている「サイドキー」に注目してみましょう。
ケータイは高機能化が進んだことで、形やデザインが少しずつ変化してきました。特に、iモードの登場以降は大画面の液晶ディスプレイが搭載できるため、折りたたみデザインの端末が主流になっています。しかし、折りたたみデザインの場合、ケータイを閉じてしまうと、メインのディスプレイは見えなくなりますし、キーも隠れてしまいます。そこで、ほとんどの折りたたみデザインのケータイは、「サイドキー」と呼ばれる小さなキーが装備されています。ダイヤルキーなどに比べると小さなキーですが、サイドキーの使い方を知っておくと、ケータイの使い方が少し変わってきます。
たとえば、公共の場ではマナーモードに設定していますが、みなさんはどのようにマナーモードに切り替えているでしょうか。折りたたんであるケータイを開き、マナーモードが割り当てられたボタンを長押しするというのが一般的でしょう。ところが、サイドキーを長押しするだけで、マナーモードに切り替えられるケータイもあります。機種によっては着信音が鳴っているとき、サイドキーを長押しするだけで、マナーモードに移行し、伝言メモが応答します。マナーモードを設定し忘れていて着信音が鳴ると、あたふたしてしまいますが、そんなときはサイドキーを操作するだけで、周囲に掛ける迷惑を最小限にできます。
また、しばらく電波の届かないところに居たり、ケータイの電源を切っていると、その間に着信がなかったか、メールが届いていなかったかが気になります。そこで、留守番電話の問い合わせをしたり、メールの新着確認のための操作をしますが、これもサイドキーの長押しだけで、問い合わせができる機種があります。サブディスプレイがついている機種なら、画面に「新着あり」のメッセージやメールのアイコンが表示されますし、なかには「新着メールあり」「不在着信あり」と音声で知らせてくれる機種もあります。
ちょっと変わったところでは、サイドキーが暗いところで役立つというケースもあります。多くのカメラ付きケータイはLEDによるライトが装備されていますが、端末を閉じた状態でもサイドキーをダブルクリックしたり、長押しすると、ライトだけを点灯させることができる機種があります(カメラは起動しません)。暗いところで捜し物をするときなどに役立ちます。
この他にもサイドキーの操作でアラームやタイマーを設定したり、カメラや電子コンパスを起動できるものがあります。サイドキーもひとつだけでなく、いくつも装備されるようになり、ケータイを閉じたままでもいろいろな操作ができる機種が増えています。
使い方を知っておくと、なかなか便利なサイドキーですが、機種によって、できることや割り当てられている機能が少しずつ違います。時間のあるときに、取扱説明書を参照しながら、自分のケータイを実際に操作をしてみて、サイドキーの便利な使い方を覚えておくといいでしょう。