ケータイは電池パック(バッテリー)に蓄えられた電気によって、動くものです。充電が空になれば、通話もメールも使うことができません。以前、ケータイのバッテリーを長持ちさせる設定方法を紹介しましたが、今回はケータイの充電に注目してみましょう。
みなさんはケータイをどのようなタイミングで充電しているでしょうか。自宅やオフィスに戻ったときに卓上ホルダに置いたり、ACアダプタを接続して充電している人もいれば、画面に表示される電池容量の目盛りが減ったら充電をする人もいるでしょう。ケータイを充電するタイミングは世代によっても差があるようで、若い人は電池容量が減ってから、ある一定以上の年代の人は使い終わったら、すぐに充電というスタイルが多いという見方もあります。おそらく、後者の人たちは充電池があまり長持ちしない時代から電気製品を利用してきたため、電池切れが心配で、使い終わったら、すぐ充電する習慣が身に付いているようです。かく言う筆者自身もそういう世代ですが……(笑)。
ケータイの充電については、「使い切ってから充電した方がいい」という話を耳にしたことがあるかもしれません。確かに、従来のケータイに採用されていたニッケル水素電池は、使い切らない内に継ぎ足し充電をすると、フル充電でも十分に性能を発揮できない「メモリー効果」があります。しかし、現在販売されているケータイにはメモリー効果がないリチウムイオン電池が採用されており、継ぎ足し充電にあまり神経質になる必要はありません。
ただ、リチウムイオン電池もくり返し充電していると、一年くらいで、フルに充電された状態からの使用時間が短くなってしまうことがあります。これは充電をくり返したことで、リチウムイオン電池の性能が劣化してしまうためです。このようなときは、新しい電池パックを交換するしかないでしょう。新品の電池パックは機種によって異なりますが、1000〜2000円程度で購入できます。使えなくなった電池パックは各携帯電話事業者の系列店やリサイクル協力店などで回収しています。
充電をするときの注意事項もいくつかあります。たとえば、何日間も卓上ホルダに置きっぱなしにしたり、ACアダプタを接続したままの状態にしていると、電池パックに負荷が掛かるため、性能が劣化してしまいます。あまり何日間も充電中のままで放置していると、電池パックが膨脹するようなことも起きるので、長期間、使わないときは(そんなことは滅多にないでしょうけど)、卓上ホルダやACアダプタから外しておきましょう。
ケータイを充電をするための機器には、純正のオプションとして販売されているACアダプタ、市販のACアダプタ、乾電池を使う市販の充電器など、いくつかの種類があります。基本的には純正品のACアダプタの利用がおすすめですが、注意したいのはコンビニエンスストアや家電量販店で販売されている乾電池を使うタイプの充電器です。このタイプの充電器は電池パックに掛かる負荷が大きいため、急激に性能が劣化してしまうことがあります。どうしても電池切れで困ったときはしかたありませんが、あまり長時間、使わない方がベターでしょう。
ケータイを使っていくうえで、充電状態はいつも気になるものです。純正オプションとして販売されているACアダプタは1000円程度で購入できますし、サイズもコンパクトですから、電池切れが心配な人はひとつ余分に購入して、持ち歩くのも手です。また、FOMAでは一部を除いて、ACアダプタが共通になっていますし、auも最新機種では共通ACアダプタが採用されています。そのため、買い換え前に利用していたケータイのACアダプタが利用できることもあります。最近、ケータイを買い換えた人は、対応機種の情報を調べてみるといいでしょう。