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ケータイのボディに印刷された型番。それぞれのアルファベットにはメーカー名などの意味がある。 |
ここ数年、国内では年間に100機種以上のケータイが発売されています。これらのケータイは国内外のメーカーによって製造され、各事業者から販売されています。今回はケータイを製造するメーカーについて、紹介しましょう。
みなさんは今、何というケータイをお使いでしょうか。ケータイ大好きの人なら、すぐに型番を答えられるでしょうが、必ずしもすべての人が自分の持つケータイの型番を覚えているわけでもありません。
現在、国内で販売されているケータイの多くは、「P902i」や「W41H」、「V604SH」といったように、それぞれ型番が付けられています。多くの場合、ケータイの型番は液晶ディスプレイやボタン部の近く、側面、背面などに印刷されています。一部に「neon」や「DOLCE」などのネーミングで販売されている機種もありますが、これらも本当は「W42T」や「SH851i」という型番が存在し、電池パックを外すと、その内側に型番が印刷された紙が貼り付けられています。
こうした型番は各携帯電話事業者が決めた一定のルールに則って、付けられており、それらを見れば、そのケータイを製造したメーカーがわかるしくみになっています。たとえば、NTTドコモの場合は型番の先頭、auやボーダフォンは型番の末尾にメーカー名の略称が付けられています。最新機種で言えば、P902iの「P」はパナソニック、N702iDの「N」はNEC、W41Hの「H」は日立製作所、W42T(neon)の「T」は東芝、V604SHの「SH」はシャープといった具合いです。
ただ、携帯電話事業者によって、ルールが異なることもあります。たとえば、ソニーとエリクソンによって設立されたソニー・エリクソンは、NTTドコモでは「SO」、auでは「S」、ボーダフォンでは「SE」という略称が使われています。また、世界最大の携帯電話メーカーのノキアは、ボーダフォンとNTTドコモ向けのケータイを製造していますが、ボーダフォンでは「NK」、NTTドコモでは「NM」という略称が付けられています。「NK」は納得できますが、「NM」はちょっと違うように見えます。これはノキアがはじめてNTTドコモ向けのケータイを製造したとき、日本法人が「ノキア・モービル・コミュニケーション」という名称だったため、「NM」という略称が使われ、現在でもそれが受け継がれているというわけです。最近、NTTドコモから国際ローミングに対応したノキアのケータイが発売されましたが、「NM850iG」という型番が付けられています。
では、ケータイを製造するメーカーがわかると、何かいいことがあるのでしょうか。国内で販売されているケータイの多くは、各携帯電話事業者とメーカーが共同で企画し、メーカーが端末を製造し、各携帯電話事業者が販売します。そのため、各機種に関する情報は携帯電話事業者のホームページだけでなく、メーカーのホームページにも掲載されています。
メーカーのホームページには、その機種に関するFAQ(よくある質問と答え)やメモリーカードなどの動作確認情報に加え、ちょっと便利な使い方なども紹介されています。なかにはメーカーのホームページでしか提供されていない壁紙やアプリが配信されていたり、プレゼントやキャンペーンなどが行なわれていることもあります。ご自分でお使いのケータイの型番がわかったら、一度、メーカーのホームページも見てみることをおすすめします。思わぬ発見があるかもしれません。