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コラム「今さら聞けないケータイの話」

ケータイの使いすぎを防ぐには?

2006年07月13日

法林 岳之

 ケータイは通話やメールなどが手軽に利用できる半面、どれくらいの料金を使ったのかがなかなかわかりにくい面もあります。今回はケータイの使いすぎを防ぐ方法について、説明しましょう。

 ケータイの利用頻度はいろいろな状況によって、変化するものです。たとえば、年末の忙しい時期に利用が増えることもあれば、夏のレジャーシーズンにたくさん使うという人もいるでしょう。あまり意識せずに使っていると、翌月に請求書を見て、思わずビックリということもあります。こうした意図しない使いすぎを防ぐには、今、どのくらい使っているのかを知る必要があります。

 各事業者は公式サイトの料金メニュー内で、前日までの利用料金を確認できるサービスを提供していますから、まずはここを確認するのが基本です。「今月は結構、使ってるかな?」と思ったときは、料金メニューで確認してみましょう。

 ただ、ケータイ利用料金を意識しながら使うことはなかなか難しいですし、月に何度も料金メニューを確認するのも手間が掛かります。そこで、ケータイには利用料金が一定額に達したら、メールやアラームなどで通知してくれるサービスや機能が用意されています。これらを上手に使えば、使いすぎを防止することができます。

 現在、ほとんどのケータイには通話ごとに、直前の通話がいくらだったかを表示する料金表示機能が搭載されています。機種によってはこれを積算し、一定額に達したら、アラームを鳴らす機能が用意されています。積算額はあらかじめ設定した日時に自動的にリセットできるので、毎月1万円を超えたらアラームを鳴らすといった使い方ができます。ただし、この機能で積算できるのは通話料のみで、パケット通信料などは加算されません。

 これに対し、各事業者では通話料と通信料が一定額に達したとき、メールで通知するサービスを提供しています。NTTドコモは「一定額到達通知サービス」、auは「料金安心サービス」、ボーダフォンは「一定額Eメール通知サービス」という名称で、それぞれサービスを提供しています。いずれも申し込みは必要ですが、メールで通知するだけなら、無料で利用できます。auの料金安心サービスでは一定額に達したとき、利用を停止するコース(月額105円)を選ぶこともできます。

 このサービスで設定できる一定額は事業者ごとに違いますが、いずれも月々の基本使用料以外に掛かった通話料や通信料の合計額を対象としており、1万円前後で設定できます。ただ、対象となる合計額が事業者によって、割引サービス適用前だったり、適用後だったりするなど、細かい部分が異なるので、設定時によく確認する必要があります。

 また、一定額に達したときに通知するメールの宛先は、ケータイやパソコンのメールアドレスを複数、設定できます。たとえば、お子さんにケータイを持たせているようなケースでは、本人のケータイだけでなく、ご両親のメールアドレスにもメールが届くように設定できるわけです。ちなみに、NTTドコモではあらかじめ設定した金額を超えたら、発信をストップできる「タイプリミット」という料金プランも提供しています(停止中も110番などの緊急通報は利用可能)。

 ケータイの使いすぎはここで紹介したような方法で、ある程度、防止できますが、最終的には本人の意識も大切でしょう。ケータイは便利な道具ですが、利用には料金が掛かっていることもきちんと意識して、上手に活用したいものです。


プロフィール

プロフィール

法林岳之(ほうりん・たかゆき)

ITジャーナリスト。パソコンや携帯電話など、幅広いデジタル製品の試用レポートや解説記事を執筆。携帯電話関連では業界No.1サイト「ケータイ Watch」にも連載中。「できるWindows XP SP2対応 基本編完全版」(インプレス刊)など著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。

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