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コラム「今さら聞けないケータイの話」

ケータイの紛失や盗難にあったときは?

2007年05月17日

法林 岳之

 ビジネスからプライベートまで、普段の生活に欠かすことができないケータイ。でも、そんな大切なケータイを万が一、なくしてしまったら……。今回はケータイを紛失したり、盗難にあってしまったときの対処について、解説しましょう。

写真auのGPSケータイでは、なくしたケータイを探すサービス「ケータイ探せて安心サービス」を利用することができる。1回あたり315円だが、事前に設定などが必要。

 ケータイをなくしてしまったとき、まず、最初にするべきことは、自分が契約する事業者のお客さまセンターなどに連絡し、一時的に回線の利用を中断してもらうことです。回線の利用を停止しなければ、ケータイを拾った誰かに電話やメール、コンテンツ閲覧などを勝手に使われてしまうかもしれないからです。回線の利用停止は、基本的に各社とも24時間体制で受け付けているので、すぐに連絡しましょう。紛失した事業者と同じ事業者の回線からであれば、3桁の短い電話番号で掛けることもできますが、その他のケータイや固定電話からも掛けられるように、フリーダイヤル(フリーコールなど)の電話番号も用意されています。

 お客さまセンターに連絡して、利用を停止するときは、停止したい携帯電話やPHSの電話番号と暗証番号です。暗証番号は留守番電話やネットワークサービスなどの暗証番号として使っているものです。事業者によっては、利用停止を各社のインターネットのホームページや各事業者の系列店で受け付けていることもあります。いずれにせよ、早い対処が必要です。各事業者に利用停止の手続きをしたら、警察への遺失物の届けも忘れずに出しておきましょう。

 おサイフケータイを利用しているときは、各サービス提供業者に連絡する必要があります。特に、電子マネーやクレジットカードサービスを利用しているときは、不正に利用される可能性があるので、注意が必要です。こうした事態を防ぐためにもおサイフケータイのサービスを利用するときは、ICカード機能をロックした状態で持ち歩き、使うときだけ、ロックを外すようにする使い方がおすすめです。ちなみに、一部の新しい機種では事業者に利用停止の手続きをすると、ICカード機能も遠隔操作でロックできるサービスが利用できます。

 利用停止の手続きが済めば、ひとまず安心ですが、利用停止中も携帯電話やPHSの契約は継続しています。そのため、基本料金やオプションサービス料など、月々の料金はかかってしまいます。もし、すぐにケータイが見つからないようであれば、同じ電話番号で利用できるように、新しいケータイを購入するなどして、機種変更の手続きをする必要があります。事業者によっては、一定回数に限り、紛失時にもできるだけ安価に新しい機種を購入できるサービスを提供しているので、各事業者の系列店で相談してみることをおすすめします。

 なくしてしまったケータイは従来は自力で探すしかありませんでしたが、ケータイのGPS機能を利用し、なくしたケータイを探すサービスも提供されています。事前に設定などが必要ですが、ケータイの電源が切られていたり、電波が届かない場所にあるときなどを除けば、比較的、ケータイを見つけやすくなるはずです。

 運良くケータイが見つかったときは、利用を停止していた回線の再開手続きをします。利用再開は停止したときと同じように、各事業者のお客さまセンターで手続きができますし、インターネットのホームページで受け付けているところもあります。

 ケータイをなくすような事態は避けたいですが、万が一のときのために、自分の契約する事業者ではどのように手続きをするのか、どこへ連絡をするべきなのかを一度、確認しておくといいでしょう。ケータイを紛失してしまうと、電話帳などの内容もなくなってしまうので、定期的にバックアップをとっておくことをおすすめします。

プロフィール

法林岳之(ほうりん・たかゆき)
ITジャーナリスト。パソコンや携帯電話など、幅広いデジタル製品の試用レポートや解説記事を執筆。携帯電話関連では業界No.1サイト「ケータイ Watch」にも連載中。「できるWindows Vista」「できる入門 今日からはじめるパソコン Windows Vista 対応」(インプレス刊)など著書も多数。ホームページはPC用の他、各ケータイに対応。

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