現在位置:asahi.com>デジタル>今さら聞けないケータイの話> 記事 ケータイをかしこく上手に使うには?2007年11月22日 ケータイにはいろいろな機能があり、各携帯電話会社は多彩なサービスを提供しています。今後もますます進化を続けそうなケータイですが、ユーザーとしてはどのようにすれば、かしこく上手に使うことができるのでしょうか。
よくケータイの話をしていると、「機能が多すぎて、すべてを使いこなせない」というユーザーの声を耳にすることがあります。以前にもこのコラムで説明したことがありますが、現在、国内で販売されているケータイは、1人でも多くのユーザーが利用できるように、各社が提供するさまざまなサービスに対応し、より多くの機能を搭載するように開発されています。言わば、最大公約数的に機能が搭載され、サービスに対応しているわけです。そのため、自分にとってはあまり必要性を感じない機能が搭載されているかもしれませんが、その機能は他のユーザーにとって、欠かせない機能だったりするわけです。 これだけケータイにいろいろな機能が搭載されてくると、「使わない機能は載せないでよ」という声があるかもしれません。しかし、搭載されている機能は「使わない」という選択ができますが、搭載されていない機能は追加することができないため、どうやっても使えないわけです。たとえば、ケータイ同士の間でアドレス帳や写真などのデータをやり取りできる「赤外線通信」という機能があります。数年前に発売されたシニア向けのケータイでは、対象となるユーザーにとって、この機能が不要だと考えられ、搭載されていませんでした。しかし、シニア層のユーザー自身が使わなくても息子や娘、あるいは若い世代のユーザーが彼らのケータイに保存されているアドレス帳データや写真を渡したいとき、赤外線通信が搭載されていないと渡せないという声があり、現在ではシニア向けのケータイにも搭載されるようになりました。 また、デンソーが開発した「QRコード」(二次元コード)をカメラ付きケータイで読み取る機能は、当初、必要性を疑問視する向きもありましたが、URLやメールアドレスを入力する手間が省けるなど、手軽さが認知されるようになると、あっという間に普及し、今やケータイサイトの案内からクーポンなど、さまざまな場面で活用されるようになってきました。 しかし、こうした便利な機能やサービスも結局のところ、使う人自身が何も知らなければ、活用されなくなってしまいます。そこで大切なのが情報収集や情報交換です。このコラムではケータイの便利な機能やサービスを上手に使うためのヒントを紹介してきましたが、おそらくみなさんの周りにはそんなヒントをご存じない人もいるかもしれません。あるいは、もっと詳しい人がいらっしゃるかもしれません。ぜひ、そういった周りの人たちといっしょに、ケータイの使い方を教え合ったり、聞いてみたりして欲しいのです。このコラムで解説した話を紹介していただいてもいいですし、他の専門サイトや書籍などを参考にするのも手です。ケータイはコミュニケーションの道具ですから、上手にコミュニケーションをすることで、周りの人の使い方を知り、自分の使い方を伝え、それぞれのスタイルに合った使い方を見つけて欲しいのです。 2005年3月にスタートした本コラムは、おかげさまで141回を数えることになりましたが、今回をもって、ひとまずの区切りとさせていただきます。長い間、ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。 プロフィール
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