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コラム「ウェブ通」

庭を「里山」にする携帯野鳥図鑑

2008年02月04日

 公園や庭で野鳥やチョウを見かけて名前を知りたかったら、その場で携帯電話を使って調べられるようになった。積水ハウスが開設した「5本の樹・野鳥ケータイ図鑑」(http://5honnoki.jp/)で、携帯電話からもパソコンからも無料で接続できる。街中で見かける範囲にしぼっているため、今のところ掲載は鳥24種とチョウ24種に樹木92種だけながら、鳥は鳴き声まで収録されている。

 大きさや色などから名前を割り出し、さらに良くとまる庭木までセットで教えてくれる。野鳥やチョウを呼びたかったら、どんな樹木を植えたら良いかも知れる仕組みで、住宅の庭にどんな木を植えたらよいのか住宅注文主に教えるデータベースとしても使っている。

 データを提供しシステム構築を指導したシェアリングアース協会代表の藤本和典さん(56)は「木を1本植えると300〜500種類の生き物がやってくる。小さな庭でも里山として生かせる」と説く。以前は物珍しさや花がきれいだからと外来種の庭木を植えたものだが、それでは国内の鳥やチョウは住めない。

 本社がある大阪の「新梅田シティ」に国内の生き物に優しい「新・里山」が2006年にオープンした。オフィス街にありながら330平方メートルの水田も持ち、近くの小学生らが田植えや稲刈りをする。藤本さんによると高原にいる野鳥まで現れ、既に図鑑の範囲を超す30種以上が確認された。

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