現在位置:asahi.com>デジタル>藤本健のオーディオステーション> 記事 いまさら聞けない!?iPodの基本と選び方(1)2007年11月25日 コンパクトボディにたくさんの音楽を入れて、どこでも再生して楽しめるデジタルオーディオプレイヤー。すでに登場から数年経ち、さまざまな製品が発売されています。なかでも圧倒的ともいえる人気を誇るのが、アップルのiPodシリーズです。デジタルオーディオプレイヤーを持ってはいなくても、iPodという名前は知っているのではないでしょうか?
連載スタートにあたり、この音楽コラムでは、身近になったデジタルオーディオプレイヤーの基本を確認した上で、最新のiPod選びのポイントを計3回にわたり紹介していきます。 このiPod、大きく4種類あり、モデルチェンジやラインナップの追加が、これまで何度か行なわれてきました。店頭に並んでいる製品は、この秋に登場したもので、HDD内蔵タイプのiPod classicはiPodシリーズの第6世代目に当たるものです。 デジタルオーディオプレイヤーは、基本的に音楽データをパソコンからUSB経由でデジタルオーディオプレイヤーに転送して使います。どうやって音楽をパソコンに入れるかというと、音楽CDをパソコンのCDドライブにセットして取り込む(録音)のが、もっとも一般的な方法です。 音楽CDは、デジタルデータで成り立っているわけですが、文章などのテキストファイルと比べて、かなりの大容量となっています。たとえば、74分のCDなら約650MBにもなります。ただ、パソコンに取り込むとき、AACやMP3といった音楽専用の圧縮ファイルにパソコンが自動変換してくれるため、ファイルサイズを1/10程度に小さくできます。 ポケットに入れられたり、クリップでとめられるほどの小さなデジタルオーディオプレイヤーに、CDに換算すれば数十枚、数百枚分以上もの音楽データを録音できるのは、そうした圧縮ファイルを使用しているためです。文章で読むと難しく感じるかもしれませんが、実際はCDをセットして、音楽の転送や再生に使用するソフトで、ボタンをひとつクリック、意識しないうちに変換が完了します。製品によって多少の制限はありますが、Windows Media Playerなどを用いて、パソコンにCDの音楽を取り込んで聴いて楽しんでいるならば、そのファイルを転送できると考えてもよいでしょう。 音楽データの取り込みは、CDだけでなく、インターネットを通じて、オンラインで購入もできます。これを音楽配信サービスといいます。また、音楽配信サービスは基本的に、すべての曲を試聴できるメリットもあります。ただ、注意点として、音楽配信サービスで購入した音楽が、すべてのデジタルオーディオプレイヤーに転送できるわけではなく、製品によりサービスが異なります。たとえば、音楽配信サービスとして、iTunes Store、Mora、Excite Music Store、Listen Music Store、Ongen……といろいろありますが、iPodに転送できるのは基本的に、iTunes Storeで購入したものだけです。最近は、データの互換性を高め、どのデジタルオーディオプレイヤーにも対応する動きもありますが、これについては次回以降の連載で、紹介させていただきます。 iPodの場合、いずれの方法でパソコンに取り込んだ音楽データを録音するには、iTunesという専用ソフトウェアを用います。使い勝手などに好き嫌いはあるとは思いますが、使いやすいと感じている人が多いようです。また多くのソフトがWindowsのみの対応である中、iTunesはWindowsとMacの双方に対応しているため、結果としてWindowsユーザーとMacユーザーが利用できるというのもiPodの魅力となっています。 次回は、iPodの選び方について紹介させていただきます。 プロフィール
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