2011年9月29日
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スマートフォンのiPhoneや、携帯オーディオプレーヤーのiPodを日常の音楽視聴に愛用している人は多いようです。そのため、オーディオメーカーも積極的にiPhone/iPod対応製品を発売するようになってきました。専用スピーカーだけでなく、CDプレーヤーやラジオなどを内蔵したオーディオ機器でも、「iPhoneやiPodの音楽もイイ音で楽しめます」という機種がいろいろ出ています。今回はそうした製品を紹介しましょう。(斎藤幾郎)
iPhone、iPodが「乗る」
iPhoneやiPodの底面には、共通の「ドックコネクタ」という端子が付いています(iPadにもあります)。普段は専用ケーブルを使って充電やパソコンとのデータ転送をするのに使いますが、この端子にはiPhoneやiPodに入っている音楽を、オーディオ端子にケーブルをつなぐより高音質で外部の機器に伝える仕組みもあります。
これを利用して高音質の音楽再生を楽しむ専用スピーカーやオーディオ機器がいろいろ発売されるようになりました。さらに、近年のiPhone/iPodは、ドックコネクタ経由で音声をデジタルデータとして外部機器に伝えたり、外部機器側から再生コントロールを行ったりできるようになっているため、より高音質で便利な対応製品が増えています。
iPhone/iPod対応のオーディオ機器にはiPhoneなどを立てるスタンドがあり、そこにドックコネクタと接続する端子がついています。iPhoneやiPodの充電もできるのが普通です。iPhoneやiPodは製品ごとに幅や厚みが違うので、それに合わせたアダプターをスタンド部にはめて使う機種もあります。アップルが販売している「ドックアダプタ」を利用することが多いです。
利用できる機能や、対応するiPhone、iPodの機種などは、製品ごとに差がありますので、購入時には確認を忘れないようにしましょう。
オーディオコンポの場合は、CDやラジオなどに加えて「iPhone/iPod」という再生対象(ソース)が追加され、切り替えて楽しむ形です。最近の製品ならオーディオ機器側のリモコンで再生コントロールができるので、iPhone/iPadの画面をタッチして操作する必要はありません。リモコンで操作できるのは基本的な再生コントロールのみで、メニュー画面やアプリの操作ができるわけではありませんが、専用アプリの操作ができる機種もあります。
一方で、CDやラジオからiPhone/iPodに直接音楽を取り込むことはできません。また、iPhone/iPodとパソコンの接続は、取り外して行う必要があります。
ヤマハはiPhone/iPod対応製品に力を入れるメーカーのひとつ。MCR―332(画像1)は一見普通のオーディオコンポですが、本体の上にiPhone/iPodが乗ります。MCR―332はスタンドの隣にUSB端子もあって、そこにケーブルをつなぐことで、iPadも接続できるようになっています。
同社のTSX―112(画像2)は、ちょっとレトロなデザインのラジカセ風オーディオ機器ですが、こちらも上部にiPhone/iPodが乗ります。
どちらも10月の発売予定です。

1969年東京都生まれ。主に初心者向けのデジタル記事を執筆。朝日新聞土曜版beの「てくの生活入門」に寄稿する傍ら、日経BP社のウェブサイト日経PC Onlineにて「サイトーの[独断]場」を連載中。近著に「パソコンで困ったときに開く本」(朝日新聞出版)、「すごく使える!超グーグル術」(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは「電気かデータが流れるもの全般」。朝日新聞、アエラ(朝日新聞出版)、AV Watch(インプレス)などに寄稿。近著に「形なきモノを売る時代 タブレット・スマートフォンが変える勝ち組、負け組」(ビジネスファミ通)、「メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電」(朝日新書)がある。