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デジタルメモ「ポメラ」に最上位モデルが登場(1/2ページ)

2011年11月17日

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写真:画像1:ポメラの新機種「DM100」。メーカー希望小売は3万7800円(税込み)。実勢価格は3万円台前半になりそうだ。大きさは、幅263×奥行き118.5×厚さ24.6ミリ。最薄部は11.9ミリとスリムだ。重さは約399グラム。本体カラーは黒のみ拡大画像1:ポメラの新機種「DM100」。メーカー希望小売は3万7800円(税込み)。実勢価格は3万円台前半になりそうだ。大きさは、幅263×奥行き118.5×厚さ24.6ミリ。最薄部は11.9ミリとスリムだ。重さは約399グラム。本体カラーは黒のみ〈「DM100」を商品検索〉

写真:画像2:2009年に発売された「DM20」。実勢価格2万1000円(税込み)。キーボードをふたつ折りにすることで、携帯時のサイズをコンパクト化している拡大画像2:2009年に発売された「DM20」。実勢価格2万1000円(税込み)。キーボードをふたつ折りにすることで、携帯時のサイズをコンパクト化している

写真:画像3:各キーが離れた最近流行のタイプ。キーピッチ(キーの中心から隣のキーの中心までの間隔)は横17ミリ、縦15.5ミリでノートパソコンより少し小さいが十分打てる拡大画像3:各キーが離れた最近流行のタイプ。キーピッチ(キーの中心から隣のキーの中心までの間隔)は横17ミリ、縦15.5ミリでノートパソコンより少し小さいが十分打てる

写真:画像4:画面の左に「Bluetooth」「QRコード」「カレンダー」の機能、右に3つの電子辞書を呼び出す各ボタンが並ぶ拡大画像4:画面の左に「Bluetooth」「QRコード」「カレンダー」の機能、右に3つの電子辞書を呼び出す各ボタンが並ぶ

写真:画像5:新たに搭載された電子辞書「大修館MXシリーズ」。英和約8万9000語、和英約6万9000語、国語約5万7000語を収録拡大画像5:新たに搭載された電子辞書「大修館MXシリーズ」。英和約8万9000語、和英約6万9000語、国語約5万7000語を収録

写真:画像6:住所録やいろいろな一覧表を作るのに便利な表形式の入力機能。計算を行う機能はない拡大画像6:住所録やいろいろな一覧表を作るのに便利な表形式の入力機能。計算を行う機能はない

 文具メーカーのキングジムは11月25日、デジタルメモ「ポメラ」の新機種「DM100」(画像1)を発売します。本体デザインが従来製品から一新され、今までなかった新機能がいろいろ追加された最上位モデルとなっています。(斎藤幾郎)

折りたたみキーボードをやめ、フラットなデザインに

 ポメラは、キーボードとモノクロ液晶画面からなる文書入力ツールです。同社では「デジタルメモ」と呼んでいます。いままで発売されたどのポメラも電源を入れて2秒で文書入力を始めることができて、乾電池で10時間以上動作します。

 文字だけの「テキストファイル」しか扱えませんが、キレイにレイアウトして書類として仕上げたり、電子メールで送受信したりするのはファイルをパソコンに移して行うと割り切り、パソコンより手軽に使える点に注力したことで人気を集めました。2008年に初代「DM10」が発売されて、その後上位モデル「DM20」(画像2)、下位モデル「DM5」などが追加され、2011年3月現在でシリーズ累計20万台以上を販売しています。

 最上位モデルのDM100は、従来モデルとは外見ががらりと変わり、大量のメモや、長い文章を入力する人に便利な新機能がたくさん取り入れられています。

 一番の変化は、キーボードが折りたたみ式ではなくなったことです。フラット(平ら)なまま画面を閉じるようになりました。従来のポメラはキーボードを中央でふたつに折りたたむことで、文庫本ほどのサイズにして持ち運べることが外見上の大きな特徴となっていました。

 DM100は、表面積が広がってコンパクトさは失われましたが、従来製品より薄くなっており、携帯性は損なわれていません。キーボードは、最近のパソコンでも人気のある各キーが離れたタイプとなり、従来より各キーのサイズが大きくなって、タイプミスをしにくくなっています(画像3)。

 画面は5.7型で、800×600ドット表示のモノクロ液晶。パソコンと比べると狭くて解像度も低いですが、文章入力には十分です。画面を背後から照らすバックライトがシリーズで初めて搭載されました。スライド映写やパソコン画面を投影するなどの理由で照明を暗くした会議室などでポメラを利用するときも見やすくなりました。画面左右の空きスペースには、電子辞書など便利な機能を呼び出す6つのボタンが配置されています(画像4)。

 日本語入力には、従来から引き続きジャストシステム社が開発した「ATOK(エイトック)」を採用しています。ATOKはパソコンや携帯電話、ゲーム機などさまざまなデジタル機器に採用されており、漢字やカタカナ語などへの変換精度が高く、的確でスムーズな文書入力ができることに定評があります。

 DM100に搭載されたATOKは、30種ある分野別の補助辞書から20種を選んで追加できるのに加え、パソコン版のATOKから「ユーザー辞書」を取り込む機能も追加されました(ただし、ユーザー辞書を利用すると、補助辞書は選べません)。

 さらに、小説家など文章書きのプロフェッショナルに愛用者の多い「親指シフト」という特殊なキー配列にも対応しました。各キー上の文字を親指シフト配列に合わせるシールも付属しています。

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プロフィール

斎藤幾郎(さいとう・いくお)

1969年東京都生まれ。主に初心者向けのデジタル記事を執筆。朝日新聞土曜版beの「てくの生活入門」に寄稿する傍ら、日経BP社のウェブサイト日経PC Onlineにて「サイトーの[独断]場」を連載中。近著に「パソコンで困ったときに開く本」(朝日新聞出版)、「すごく使える!超グーグル術」(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

西田宗千佳(にしだ・むねちか)

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは「電気かデータが流れるもの全般」。朝日新聞、アエラ(朝日新聞出版)、AV Watch(インプレス)などに寄稿。近著に「形なきモノを売る時代 タブレット・スマートフォンが変える勝ち組、負け組」(ビジネスファミ通)、「メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電」(朝日新書)がある。

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