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2012年1月26日
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斎藤・西田のデジタルトレンド・チェック

「紙の資料」を手軽にデジタル化する「ドキュメントスキャナー」(1/2ページ)

筆者 斎藤幾郎・西田宗千佳

写真:画像1:PFUのスキャンスナップFI―S1100(店頭価格約1万4000円)。シンプル設計で価格を抑えた低価格モデル。ソフトは上位機と同等で、多彩な機能を備える拡大画像1:PFUのスキャンスナップFI―S1100(店頭価格約1万4000円)。シンプル設計で価格を抑えた低価格モデル。ソフトは上位機と同等で、多彩な機能を備える〈「FI―S1100」を商品検索〉

写真:画像2:スキャンスナップFI―S1300(店頭価格約2万4000円)。低価格ながら、自動給紙、両面同時読み取りに対応するモデル拡大画像2:スキャンスナップFI―S1300(店頭価格約2万4000円)。低価格ながら、自動給紙、両面同時読み取りに対応するモデル〈「FI―S1300」を商品検索〉

写真:画像3:キヤノンのイメージフォーミュラDR―C125(店頭価格約4万円)。縦置き型で用紙も縦に給・排紙されるため、使用時も場所を取らない拡大画像3:キヤノンのイメージフォーミュラDR―C125(店頭価格約4万円)。縦置き型で用紙も縦に給・排紙されるため、使用時も場所を取らない〈「DR―C125」を商品検索〉

写真:画像4:キングジムが2月17日に発売予定のiスキャミルDSS10(価格1万5540円)。iPad/iPad2をドッキングして原稿を取り込むスキャナーだ拡大画像4:キングジムが2月17日に発売予定のiスキャミルDSS10(価格1万5540円)。iPad/iPad2をドッキングして原稿を取り込むスキャナーだ〈「DSS10」を商品検索〉

写真:画像5:プリンストンテクノロジーのデジ造ドキュメントPCA―DSC(価格1万4800円)。スキャナー単体で直接SDメモリーカードやUSBフラッシュメモリーに取り込んだ原稿データを保存できる拡大画像5:プリンストンテクノロジーのデジ造ドキュメントPCA―DSC(価格1万4800円)。スキャナー単体で直接SDメモリーカードやUSBフラッシュメモリーに取り込んだ原稿データを保存できる〈「PCA―DSC」を商品検索〉

 会議やセミナー等で配付される資料、パンフレットなどがたまってしまって困っている人はいませんか? こうした印刷物も、デジタル化しておけばパソコン等に場所を取らず保存しておけます。このような「紙」の内容をデジタル化するには「スキャナー」という周辺機器を使います。プリンター複合機にも機能がありますが、複数枚の用紙の取り込みに特化した「ドキュメントスキャナー」なら、もっと便利です。(斎藤幾郎)

取り込んだ原稿は画像やPDFとして保存

 家庭用のプリンタ複合機にもスキャナー機能がありますが、一部の製品を除き、一枚ずつ用紙を入れ替えなければなりません。ドキュメントスキャナーは複数の用紙を連続して読み取る自動給紙装置(オート・シート・フィーダー)を搭載しているので、配布資料等をまとめて取り込むのがとても楽です。

 もともと企業向けの高額な製品だったドキュメントスキャナーですが、PFUのパーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap(スキャンスナップ)」シリーズなど、個人でも購入できる価格、サイズの製品も多いです。こうした製品は、最大でA4用紙サイズの原稿に対応しています。

 「FI―S1100」(画像1)はスキャンスナップシリーズの入門機です。スティック(棒)状のスリムなボディーで、手前から用紙を差し込みます。低価格化と小型化を実現するため自動給紙装置を省くなど構造をシンプルにしていますが、原稿を次々と手差しすることで連続して読み取れるようになっています。

 読み取り時に原稿が少し傾いていても自動的に補正しますし、パソコン側の読み取りソフトが原稿の文字から用紙の向きを判別します。また、用紙サイズも自動判別するため、B5用紙など小さな原稿は挿入時に端や中心を位置を気にする必要がありません。名刺やレシートのような小さな原稿も読み取れます。

 取り込んだ原稿データは、画像ファイルとしてだけではなく、PDFファイルとしても保存可能です。保存形式をPDFにすると、連続して読み込んだ原稿が複数ページまとめてひとつのファイルになるほか、活字を文字認識した情報を追加して、後から文字検索もできます。

 取り込んだデータを一括管理するソフトなどが付属するほか、インターネットのデータ保存サービス「エバーノート」と連携する機能もあります。

 機械的にはシンプルですが、機能が充実しておりお買い得です。

 FI―S1300(画像2)などスキャンスナップの上位機種は、自動給紙機能のほか、両面印刷された原稿を一度のスキャンで両面取り込みできる機能等も備えています。

 デジタルカメラやプリンターでおなじみのキヤノンも、「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズというドキュメントスキャナーを販売しています。中位機にあたるDR―C125(画像3)は、自動給紙や両面同時スキャンに対応、原稿の大きさや向きを自動判別し、傾きを補正する機能も搭載されています。さらに、スキャン後の原稿をスキャナー手前のポケットへ納める「Uターン排紙機能」を備えていて、スキャナー前面に排出スペースを用意する必要がありません。原稿が重なって送られてもローラー部分で分離できる機能も便利です。

 取り込んだデータはJPEG形式やPDF形式のほか、マイクロソフト・オフィスのプレゼンテーションソフト「パワーポイント」形式のファイルとしても保存できます。もちろん、画像管理ソフトなども付いてきます。

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プロフィール

斎藤幾郎(さいとう・いくお)

1969年東京都生まれ。主に初心者向けのデジタル記事を執筆。朝日新聞土曜版beの「てくの生活入門」に寄稿する傍ら、日経BP社のウェブサイト日経PC Onlineにて「サイトーの[独断]場」を連載中。近著に「パソコンで困ったときに開く本」(朝日新聞出版)、「すごく使える!超グーグル術」(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

西田宗千佳(にしだ・むねちか)

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは「電気かデータが流れるもの全般」。朝日新聞、アエラ(朝日新聞出版)、AV Watch(インプレス)などに寄稿。近著に「形なきモノを売る時代 タブレット・スマートフォンが変える勝ち組、負け組」(ビジネスファミ通)、「メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電」(朝日新書)がある。

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