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ネット上の著作権侵害、1000件摘発 中国

2008年01月17日

 中国国家版権局の閻暁宏副局長は17日、昨年8〜10月に実施したネット上での著作権侵害の集中取り締まりで、1001件を摘発したことを明らかにした。うち832件について侵害行為の停止を命じ、計87万元(約1300万円)の罰金を科した。調査件数は2005、06年の集中取り締まり期間中の総計の2.6倍に上り、中国政府として著作権保護策の強化をアピールした形だ。

 中国のネット利用はここ数年、急激に拡大。ユーザーは1億7200万超と米国に次ぎ世界2位となり、ウェブサイトは131万に達した。楽曲、映画、オンラインゲームなどを無許可で提供するサイトが後を絶たず、欧米から批判を受けている。閻副局長は「ネット上の著作権侵害は、中国の国際的イメージに重大なダメージを与える」として、今後も摘発を強化する姿勢を強調した。

 今回の取り締まりでは、許可を取得したと偽って、映画作品1000本強をネット販売し、00年以降で1000万元(約1億5000万円)以上を稼いだ北京市の容疑者3人を逮捕したほか、大手オンラインゲーム会社の人気ゲームを違法コピーしてネット上で提供した吉林市(吉林省)の案件などを摘発した。(時事)

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