2008年4月8日

前回「疑似光学ズーム」の仕組みを解説しました。高解像度で撮った写真の中央部だけを切り取り、望遠と同じ効果を得るというものです。
しかし、コンパクトデジカメの高解像度化は、各メーカーがカタログに記載する数値を上げるために無理をした結果ともいえます。本当はもっと少ない画素数で設計したほうが、写真の美しさは上がるはず。トリミングして大きくした画像は、色が浅く、寝ぼけた印象になっていることが多いものです。
画素数に頼らず、大きく撮れるときは極力大きく撮るのが鉄則。このクジャクは最初から画面からはみだすように大きく撮影しました。トリミングして拡大した写真とは迫力が違いますね。
写真・文:たくき よしみつ(http://takuki.com)