現在位置:asahi.com>デジタル>日刊工業新聞ニュース> 記事 総合印刷大手2社、08年3月期−営業益は凸版4%増、大日印9%減2008年05月15日 大日本印刷と凸版印刷の総合印刷大手2社の08年3月期連結決算が14日出そろった。営業利益は大日印が前年度比9・4%減に対し凸版は4・0%増だった。
凸版は売上高で首位を維持し、営業利益の金額は依然として大日印と差が開いているが08年3月大日印の83%(前年度は72%)にまで差を詰めた。
両社とも原材料価格の上昇と販売価格の下落に悩まされる中、凸版はICカード事業で交通事業者向けが強いなどの特徴が生きて営業利益を伸ばした。
営業利益に対する原材料価格上昇のマイナス分は、前年度比で大日印が118億円(うち50%を販価に転嫁)、凸版が120億円(同33%を転嫁)。販価下落の影響は大日印が280億円、凸版が250億円。コストダウン効果は大日印が350億円、凸版が330億円だった。
両社とも液晶カラーフィルターを中心にエレクトロニクス部門が収益をけん引した点は変わらず。凸版は、出版印刷や商業印刷、ICカードなどの「情報・ネットワーク系事業」でわずかに増益を確保。「(同部門で)大日印に競り勝っている」(副島豪専務)と分析した。
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