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サンケン電気、国内外工場で冷陰極管の技術共有−投資抑え生産性向上

2008年6月6日

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 サンケン電気は国内外の工場で技術やノウハウを共有し、冷陰極蛍光管(CCFL)の生産性を高める。普及が進む液晶テレビのバックライトなどに使われるCCFLの需要拡大に対応する。国内外の競争が激しく価格下落幅が大きいことから投資額を抑え、生産性の向上により生産数量を増やす。08年度には月産能力を前年度比5―6%増の3000万本以上に引き上げる。

 このため、各工場から選抜した生産革新プロジェクトチームを組織し、生産性向上、コストダウンなどで優れた成果を上げた事例を他工場に応用する取り組みを始めた。従来は現場改善などの手法は各工場に任せていた。

 08年度中にCCFLの生産子会社であるサンケンオプトプロダクツ(石川県志賀町)の蛍光体自動回収システムを、韓国サンケン(韓国馬山市)や石川サンケン(石川県志賀町)など他工場にも導入する。蛍光体の塗布工程でムダになっていた材料をロボットで自動回収し製造に回す。

 生産量増減などに柔軟に対応できるセル生産方式について、サンケンオプトプロダクツなど一部での導入成果を踏まえて全工場で採用することも検討する。さらに、製造設備の内製率も高め、技術の蓄積やコストダウンを図る。

 CCFLは薄型テレビやパソコンなど液晶ディスプレーのバックライト光源に使われる。液晶テレビの市場拡大などから需要は活発だが、新規参入も多く国内外で競争が激化している。07年度は価格が25%下落した。サンケン電気は生産性向上の取り組みによって需要、価格変動に影響されにくい生産体制を築く。

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