富士通は29日、スマートフォン(多機能携帯電話)で個人の肌を撮影して状態を診断するサービス「肌メモリ」を始めたと発表した。富士通研究所(川崎市中原区)の画像解析技術を活用し、撮影画像から肌のシミ・毛穴・色を測定して数値で評価できる。初期費用が52万5000円から、月額4万2000円から。販売促進や商品開発への活用を提案し、2年間で100万人の利用者獲得を目指す。
利用者は端末に専用アプリケーション(応用ソフト)をインストール後、カード型撮影補助装置と鏡を使い、ピンぼけを抑えて肌の画像を撮影できる。シミの大きさや毛穴の数などを6段階で数値化し、個人の感覚に頼っていた肌の状態を定量的に把握できる。
画像データは富士通のクラウドコンピューティング基盤に集約し提供。小売業者が日々の測定結果に基づいて商品を提案したり、化粧品会社が蓄積したデータを商品開発の参考にできる。富士通もデータを活用。別途収集する個人の健康情報と組み合わせ、新サービスの開発に生かす。