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任天堂、売上高過去最高1兆6724億円 3月期決算

2008年04月24日

 任天堂が24日発表した08年3月期連結決算は、売上高が前期比1.7倍の1兆6724億円、営業利益が同2.1倍の4872億円となり、ともに過去最高だった。国内のゲーム専業メーカーが売上高1兆円を超えるのは初めて。記者会見で岩田聡社長は、巨大市場の中国でもゲーム機の販売を始める考えを明らかにした。

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写真過去最高の好業績となり、記者会見する任天堂の岩田聡社長=24日午後、大阪証券取引所、荒井昌明撮影

 「Wii」が世界で1861万台、「ニンテンドーDS」が3031万台売れ、両ゲーム機用のソフトも3億500万本売れた。とくにWiiは米国で、DSは欧州でヒットし、海外売上高比率は前期の66.5%から80.6%に伸びた。09年3月期の売上高は1兆8千億円と見込んでいる。

 岩田社長は「今後は未開拓の国や地域を開拓する。(現在は製品を販売していない)中国でのビジネスについて近い将来現地で発表する」と話した。

 任天堂は、1889年に花札製造の「任天堂骨牌(こっぱい)」として創業。70年代から業務用ゲーム機に参入し、83年に売り出した「ファミリーコンピュータ」で家庭用テレビゲーム市場を急拡大させた。自前の工場を持たず、開発に特化することで高収益体質を作り上げ、現在の営業利益率は29%。3〜5%程度の家電大手などに比べて高い水準だ。

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