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外付けBDドライブを試す

2009年3月9日

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 パソコン用の外付けブルーレイディスク(BD)ドライブが1台3万5千円前後と、値ごろ感がでてきました。気になり始めた人もいるでしょう。最大50ギガバイト(GB)のデータを保存でき、ハイビジョン映像も楽しめます。とはいえ、後先考えず買うのは間違いの元。パソコンによっては、機能を十分発揮できないものもあります。購入前に賢くチェックしましょう。

■環境次第でビデオ見られず

 ブルーレイディスクの大きさはCDやDVDなどと同じ直径12センチ。名前の由来になった青いレーザー光は波長が短いので同じ面積により多くのデータを記録でき、さらにレンズを工夫して、DVDの約5倍の容量を実現しています。片面1層のディスクで25GB、片面2層なら50GBの容量です。一度しか書き込めないものをBD―R、何度も書き換えて使えるものをBD―REと呼びます。

 BDのドライブには内蔵用と外付け用があります。交換・追加する自信がある人は内蔵用を選んでもよいでしょう。現在販売されている内蔵用のドライブの多くはSATA接続という規格になっているので、ドライブを収めるスペースも含め、増設可能かどうか事前によく確認しましょう。

 外付けドライブの接続方式は高速のeSATA規格に対応したものもありますが、主流はUSB2・0。USBはほとんどの場合、ドライブの最高速度である8倍速では読み込めず、5〜6倍速に制限されます。主要メーカーの「アイ・オー・データ機器」や「バッファロー」は伝送を高速化するソフトを添付しているので、併せて使いましょう。ただしそれでも8倍速は出ないこともあります。

 BDをUSB接続するときは、パソコンに直接つなぐことも大切です。USBハブ(分配機)は避けましょう。これは速度が要求される外付けハードディスクなどでも同様です。

 BDの大きな魅力が、映画などの市販の高画質ビデオです。ただしパソコンによっては、BDドライブを接続しても高画質ビデオが見られない場合があります。気をつけましょう。

 特に重要なのはパソコン本体とディスプレーの間の接続方式で、データ伝送を暗号化できない場合は全く再生できないことがあります。著作権保護のためで、デスクトップパソコンの人はとりわけ注意が必要です。

■購入前に必ずチェックを

 再生できるかチェックするソフトがウェブ上で配布されているので、購入前に必ず確認しましょう。図のURLからダウンロード、実行してセットアップしたら、「スタート」→「すべてのプログラム」→「CyberLink Advisor」にある「BD Advisor」を起動、「ブルーレイディスクに対応するかスキャンする」をクリックします。

 パソコンの状態を調べ、問題がある項目は赤く表示されます。ドライブ購入前なので「ブルーレイディスクドライブ」と「ソフトウェアプレイヤ」は赤くていいのですが、「ビデオ接続タイプ」が赤いと視聴できません。「CPU」や「グラフィックカード」も重要で、赤くなっていると映像をスムーズに再生できない可能性があります。「グラフィックカードドライバ」が赤いと、ドライバーを更新する必要があります。

 このソフトはチェックが終わったらアンインストールしてかまいません。もちろんBDのビデオを視聴しないなら、チェックの必要はありません。

 ウィンドウズでは、複数の書き込みソフトをインストールすると、ディスクにうまく書き込めないことがあります。付属の書き込みソフトがうまく動かないときは、ほかに書き込みソフトがないか調べ、使わない方をアンインストールしましょう。すでにインストールされている書き込みソフトを使うときは、BDドライブに対応しているか確認します。

 BD用ビデオを再生するソフトも必要です。すでに使っているDVD再生ソフトで再生できなければ、ドライブ付属のソフトを使うとよいでしょう。ドライブを選ぶ際、どんな書き込みソフトや再生ソフトが付属するかも重要なポイントです。(ライター 猪狩友則)

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