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バージョンアップで便利に IE8(上)

2009年4月6日

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 ウィンドウズに標準で付属するウェブブラウザー「インターネット・エクスプローラー」(IE)。その最新版である「IE8」の正式版が先月20日に公開されました。多くの新機能が追加されただけでなく、表示速度も大幅に向上しています。ファイアーフォックスやクロームといったライバルの利用者も気になるでしょう。そこで、IE8の概要と新機能の使い方を2回連続で紹介します。

■検索候補など新3機種 セキュリティー強化

 IE8では、インターネットの情報を素早く活用するための便利な機能がたくさん追加されています。

 中でも、実際のページにアクセスせずに必要な情報だけを表示する「検索候補」「アクセラレータ」「ウェブスライス」の三つが目新しいところです。順に紹介しましょう。

 「検索候補」は、IE7から画面右上に追加された、ウェブ検索のキーワードを入力する「検索ボックス」の機能を強化し、検索回数の多いキーワード候補や画像付きの人物情報などを表示できるようにしたものです。実際に検索サイトで結果一覧を見なくても、検索ボックスで情報を得られます。

 「アクセラレータ」は、いま見ているページの中で、気になる言葉を見つけたとき役立つ機能です。言葉を範囲選択して、メニューからウェブのサービスを選ぶだけで、検索や翻訳、地図表示のほか、商品の値段などを調べることもできます。

 従来こうしたことをするには、該当するウェブサービスのページを改めて開き、言葉をコピー・アンド・ペーストしたり入力し直したりして調べる必要がありましたが、アクセラレータでは不要。サービスによってはその場に小さな窓が開いて情報が出るので、ページを移動することもありません。

 三つ目の「ウェブスライス」は、頻繁に内容が更新されるウェブサイトの情報の一部を切り取って、画面上部の「お気に入りバー」(これまでのリンクバー)から手早くチェックできるようにする機能です。

 これまで、「お気に入り」にはウェブのページのアドレスを登録するものでした。IE7でウェブサイトの更新情報である「フィード」の確認もできるようになりましたが、IE8ではさらに「ページの一部」を登録できるようになったわけです。

 これら3機能は、いずれも実際のページに行かなくても情報が得られるため、今まで以上に効率よくウェブが活用できそうです。詳しい使い方については次回に紹介します。

 そのほかの改良も盛りだくさんです。

 アドレスバーには、入力中の文字を含む「お気に入り」や「履歴」の項目も表示されます。同じページから開いたタブは同じ色でグループ化され区別しやすくなりました。

 ページの表示がIE7より速くなったうえ、セキュリティーも強化されています。ぜひインストールしておきましょう。

 今のところ、IE8は自分でソフトをダウンロードしてインストールします。ウィンドウズの自動更新で強制的に更新されることはありません。IE6やIE7とは入れ替えになり併用できませんが、問題があれば削除して元に戻せます。

 マイクロソフトのウェブサイトを表示させると、ウィンドウズの種類の一覧が表れるので、インストールするパソコンのウィンドウズを選びましょう。ウィンドウズXPならば「ファイルのダウンロード」画面で「実行」を選び、次に表れる確認画面で「実行する」をクリック。あとは画面の指示に従って操作すればインストールできるでしょう。

 goo(グー)やMSNなど「自社版IE8」を配布しているサービスもあります。これらは標準の検索サイトが自社に設定してあったり、自社の開発したツールバーやアクセラレータが初めから組み込まれていたりします。よく使うサービスが自社版を配布しているなら、そちらを使ってもよいでしょう。マイクロソフトからダウンロードしたIE8を入れた後に、自社版を入れても大丈夫です。(ライター 斎藤幾郎)

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