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写真整理は「ずぼら」でいこう

2009年7月20日

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 デジタルカメラはすっかり浸透しました。内閣府によれば一般世帯への普及率は約7割(今年3月現在)。複数持っている人も少なくないでしょう。枚数を気にせずに撮影できるのが大きな利点ですが、それゆえに整理に困っていませんか。今回はデジカメで撮った写真の保存法を紹介します。何より重要なのは長続きさせること。よほどきちょうめんな人でなければ、「ずぼら」でいくことです。

■保存場所は1カ所に 重複気にせずコピー

 フィルムのころは、多くの人が写真をアルバムに整理していました。デジタルでも、気に入ったものを印刷してアルバムに張るのは一つの方法です。

 問題は撮影データ。データをなくすと、再びプリントすることもできません。データをCD―RやDVD―Rなどに保存し、アルバムと一緒に保管しておくのがおすすめです。 その際、収録した写真を一覧印刷した紙も残しておくと便利です。ウィンドウズの印刷機能を使えば、CDやDVDに収録した写真データをすべて選択し、右クリックから「印刷」を選ぶだけ。確認用なので、1枚の紙にたくさん印刷される「コンタクトシート」でかまいません。ファイル名もあわせて印刷されるので、後から再び印刷したくなっても簡単に選べます。

 撮影した写真のデータは通常、パソコンに保存していくことになります。このとき、必ず決まった場所に保存し、時系列で管理するのがおすすめです。

 ウィンドウズXPまでなら「マイピクチャ」(ビスタでは「ピクチャ」)にフォルダーを作って「デジカメ画像」などと名付けます。その中にコピーするとよいでしょう。

 デジカメのメモリーカードをパソコンに挿入すると、ほとんどの場合「DCIM」というフォルダーがあります。その中に「101_PANA」などカメラによって異なる名前のフォルダーがあり、そこに写真データが保存されています。このDCIMフォルダーごと「デジカメ画像」フォルダーの中にコピーするのです。

 コピー後、DCIMフォルダーの名を撮影日やコピーした日付に変えます。2009年7月7日なら「20090707」といった具合です。フォルダー名に写真の内容を書く場合も、「20090707お友達と七夕会」などと日付を先頭にしておきましょう。ファイル名で並べ替えたときに時系列順に並び、探すのが簡単です。

 「パソコンにコピーした写真は、こまめにメモリーカードから消さなくちゃ」などと思う必要はありません。負担になって続かなくなります。せっかく撮った写真を保存しない方が、ハードディスクに重複して記録するよりはるかに問題。「ずぼら」でいきましょう。

 ただし、バックアップは大切。CDやDVD、ブルーレイディスクなどにも保存しておくと安心です。

 色や明るさの調整やトリミングなどの加工をする際は、撮ったデータを直接使うのではなく、別のフォルダーにコピーしてから加工しましょう。例えば「20090707」というフォルダーの中に「加工」などのフォルダーを作り、その中に目的の写真をコピーして、それを編集するのです。

 画像は一度加工してしまうと、基本的に元には戻せません。一度明るくしてしまった写真を再び暗くすると階調が失われます。オリジナルを残しておけば、画像加工の腕が向上したときに再び調整できます。

 マイクロソフトのウィンドウズ・フォトギャラリーやグーグルのピカサのような写真管理ソフトは便利です。タグをつけた分類や重要度の設定などのほか、顔認識機能で人物ごとに分類する機能を持つものもあります。パソコン内の画像を勝手に探してくれるので、頼りがちになりますが、どこに保存したか分からなくなると困ります。一生同じソフトを使い続けるとは限りません。「ずぼら」が基本とはいえ、保存場所だけは自分で管理しましょう。(猪狩友則)

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