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デジタルフォトフレーム

2010年1月18日

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 デジタルカメラで撮影した写真データを液晶画面に表示する「デジタルフォトフレーム」が人気です。紙の写真を写真立てに入れて飾るよりも手軽で、スライドショーなどさまざまな楽しみ方もあります。今回は、デジタルフォトフレームの基本をまとめました。

■デジカメ写真を表示 便利機能さまざまに

 デジタルフォトフレームは、見た目は従来の写真立て(フォトフレーム)とそっくりで、写真を入れる位置が液晶画面になっています。

 2008年夏ごろから人気が高まり、パソコン周辺機器メーカーや家電メーカー、デジタルカメラメーカーなど、多くの企業が参入しています。家電量販店などで販売されていて、大手店では最近、デジタルカメラやパソコン周辺機器売り場などにコーナーが作られることも増えてきました。

 人気があるのは、図のように7型前後の液晶画面をもつ機種で、価格は1万円台前半が中心。国内家電メーカー系の製品は高画質液晶を採用し、値段はやや高めになっています。

 機種ごとの基本機能は、ほぼ共通。多くはデジタルカメラから取り出したメモリーカードを入れ、中の写真データを表示します。デジタルフォトフレーム内蔵のメモリーにお気に入りの写真をコピーすれば、メモリーカードをデジタルカメラに戻せます。パソコンとUSBケーブルで接続したり、USBメモリーを取り付けたりして写真をコピーできる機種もあります。

 国内メーカーの製品には、携帯電話で撮影した写真を、赤外線やブルートゥースなどの通信手段を使ってワイヤレス転送できるものもあります。主に携帯電話で撮影する「ケータイカメラマン」には便利でしょう。

 写真の表示は、保存されているすべての写真をスライドショー形式で次々と切り替えることも可能だし、選択した写真だけを表示したままにもできます。機種によっては、動画の再生や、写真と共に時計やカレンダーなどの表示ができます。

 写真の縦・横は、液晶画面内で自動的に調整して表示されますが、縦の写真が多い人は、本体を縦置きに、横の写真が多い場合は横置きにできます。国内メーカーだと、センサーを内蔵し、本体の向きに合わせて表示方向も自動回転する機種が多数あります。

 電源はコンセントから取ります。電気代はそれほどかかりませんが、気になる人は、指定した時間帯だけ電源が入る機種や、部屋が暗くなると画面がオフになる機種を選ぶと良いでしょう。製品の性質上、ボタン類は背面や側面にあるため、操作性は今一つ。これを補うため、ワイヤレスリモコン付きの機種もあります。

 最近は、個性的な機能を持つ「複合機」的なデジタルフォトフレームも増えています(図下)。

 ソニーのプリンター内蔵機なら、好きな写真を選んではがきサイズの用紙に印刷できます。エグゼモードの製品だと、紙の写真をスキャンしてデジタルデータとして保存できます。

 ソフトバンクやNTTドコモは、携帯電話事業者の強みを生かし、データ通信装置を内蔵したデジタルフォトフレームを販売しています。離れて暮らす家族が、電子メールなどを利用して、直接フォトフレームあてに写真を送ることができるのです。インターネットの写真共有サービスから写真をダウンロードできる無線LAN内蔵の機種も販売されています。

 多くの製品には、写真を表示しながら音楽をBGMとして鳴らせる機能があります。中でも、オーディオ機能を前面に押し出すのがパナソニック。メモリーカードやiPodに保存した音楽を高音質スピーカーで再生できます。

 デジタルフォトフレームに子どもの写真を保存して実家の両親に贈る夫婦も多いとか。ときには写真データを電子メールに添付したりメモリーカードに入れて持参したりして、新しい写真を届けてあげるとよさそうですね。(ライター 斎藤幾郎)

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