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ウィンドウズ・ライブ・メール

2010年2月8日

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 ウィンドウズ7には標準のメールソフトがなく、「ウィンドウズ・ライブ・メール(以下ライブメール)」というソフトをダウンロードして使います。ライブメールは、従来のアウトルック・エクスプレスなどよりも、きめ細かい実用性を備えています。「7」以外のウィンドウズでも利用できるので、関心のある人は移行してもよいでしょう。今回はXPとビスタのユーザー向けに、導入法を解説します。

■XP、ビスタ向け導入法 実用性きめ細かく

 ライブメールは、マイクロソフトのウェブサービス「ウィンドウズ・ライブ」で提供されています。使い方や設定は、アウトルック・エクスプレスとほとんど同じなので、使用法で迷う点はあまりないでしょう。

 ライブメールの特徴の一つは、複数のメールアドレス(アカウント)の使い分けがしやすくなった点です(図上)。アウトルック・エクスプレスや、ウィンドウズ・ビスタに付属したウィンドウズメールでも、複数のアカウントを使えましたが、すべて一つの「受信トレイ」に入ってしまいました。アカウントごとにフォルダーを分けるには、仕分けルールを作らなければならなかったのです。ライブメールでは、アカウントごとに「受信トレイ」や「送信済みアイテム」といったフォルダーが個別に用意されるため、どのメールアドレスに届いたメールか混乱することがなくなりました。用途に応じて複数のメールアドレスを使い分けている人には便利です。

 図上のように、左にフォルダー類、中央に差出人・件名・日時のデータ、右にプレビューウインドーを表示させることができます。2003以降のオフィス「アウトルック」で導入された表示法で、差出人・件名・日時の基本データを表示させつつ、広い画面を使ってメールの内容を確認できます。メニューの「表示」から「レイアウト」を選択して、表示法を変更できます。メニューが見当たらなければ、「Alt(オルト)」キーを押せば表示されます。

 XPやビスタでアウトルック・エクスプレスやウィンドウズメールを利用している場合、移行は簡単です。ソフトをダウンロード、インストールすれば、メールデータや設定が自動的に移行されます。

 アウトルック・エクスプレスなどでは、メールデータの保存場所がわかりにくく、データのバックアップや引っ越しなどの場合に探すのが大変でした。ライブメールも初期設定ではわかりにくいのですが、保存先は簡単に変更できるので、気になる人は変えておきましょう。「マイドキュメント」や「ドキュメント」に「WindowsLiveMail」などのフォルダーを作り、図下の手順で、保存場所に指定すればOKです(データのコピーに時間がかかる場合があります)。もちろん初期設定のままの場所に保存しておいても大丈夫です。

 ライブメールで、ぜひ利用したいのが「カレンダー」機能。ウェブ上のウィンドウズ・ライブのカレンダーと連携できるのが大きな特徴です。ウィンドウズ・ライブのカレンダーは、ウェブブラウザーで閲覧・編集できますが、ライブメールでも同じものが利用できます。ライブメールのカレンダーで予定を登録しておけば、ブラウザーでも確認できるわけです。

 自宅のパソコンでライブメールのカレンダーにスケジュールを登録し、外出先からブラウザーで確認するという使い方もできます。筆者は自宅でも職場でもライブメールを使っていて、職場で登録した予定を自宅でも確認しています。

 ライブメールのカレンダーはインターネットにつながっていなくても利用できるのが利点です。最後に接続したときの状態が保存されているので、ネット接続できないところでも、予定を確認できます。新しく追加した予定は、次回インターネットに接続したとき、自動で反映されます。

 ウィンドウズ・ライブのサービスを使うには登録が必要で、すでにあるメールアドレスもアカウントとして利用できます。(ライター 猪狩友則)

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