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日本語入力ソフトを使いこなす(上)

2010年3月15日

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 ウィンドウズで使う日本語入力について、今回から2週連続で紹介します。パソコンでは、どのソフトでも同じように日本語が打てるので、「日本語入力」は基本ソフト(OS)の機能の一つのようにも見えますが、実際は独立したソフト。他社製の商品に入れ替えることもできます。今回は、日本語入力ソフトの「切り替え操作」を説明します。

■複数IMEを切り替え 特定操作の指定も

 ワードで文書を作成する、アウトルックでメールを書く、インターネット・エクスプローラーでウェブサイトを検索……私たちは日々、様々な場面で「日本語の入力」をしています。

 どんなソフトを使っていても「全角/半角」キーで日本語入力をオン/オフできますし、読みをタイプしてスペースバー(キー)を押せば漢字やカナの交じった文に変換できます。

 ここで使うのが「日本語入力ソフト」。「日本語IME」とも呼ばれます。IMEとは「キーボードで打った文字を言語に合わせて変換し、入力する機能」といった意味を持つインプット・メソッド・エディター(Input Method Editor)の頭文字です。

 ウィンドウズには標準で、マイクロソフト製のIME、通称「MS―IME」が付属しています。オフィス搭載パソコンは同名IMEのオフィス版で、バージョンが異なります。以前はどちらの機能も同等でしたが、現行のオフィス2007からは「Microsoft Office IME」という名称になり、ウィンドウズ付属のものより大幅に機能強化されています。

 日本語入力ソフトには、ジャストシステムの「ATOK(エイトック)」やグーグルの「Google日本語入力」などもあります(次回紹介予定)。

 一般にパソコンの日本語入力ソフトは利用者が自由に追加し、切り替えて使えます。パソコンに複数の日本語入力ソフトがある場合、画面上の「言語バー」にある日本語入力ソフトのアイコンをクリックするとリストが表示され、別の日本語入力ソフトに切り替えることができます(図右上)。

 ただしウィンドウズXPでMS―IME(オフィス2003のMS―IMEを含む)から別の日本語入力ソフトに変更する場合は例外で、キーボード形のアイコンを使います(図左上)。MS―IMEのアイコンをクリックして表示されるメニューでは、赤いアイコンの「Standard(スタンダード)」と青い「Natural Input(ナチュラルインプット)」だけを切り替えられます。実は、両者は同じMS―IMEで、入力方式が違うだけなのです。このメニューでは、キーボードのアイコンの表示/非表示も切り替えられます。

 日本語入力ソフトはキー操作でも切り替え可能。通常はCtrlキーを押しながらShiftキーを押して切り替えます。

 標準で利用する日本語入力ソフトの設定や、キーボードを使った日本語入力ソフトの切り替えの設定などは、ウィンドウズが一括管理しています。変更するにはコントロールパネルの「テキストサービスと入力言語」を使います(図中)。図の説明はXPのもので、手順や表示内容の細かい部分はビスタやウィンドウズ7で異なりますが、だいたい同じです。

 ウィンドウズやオフィスの大規模な更新が行われると、「既定の言語」の設定が他の日本語入力ソフトからMS―IMEに戻ることがありますが、この方法で元に戻せます。

 「詳細なキー設定」画面では、リストから日本語入力ソフトを選んで「キーシーケンスの変更」をクリックすると、その日本語入力ソフトを指定のキー操作で呼び出せるようになります(図下)。

 「詳細なキー設定」画面で、「入力言語を切り替える」を選び、設定画面で「キーボードレイアウトの切り替え」を変更すると、Ctrl+Shiftによる日本語入力ソフトの切り替えを無効にできます。ウィンドウズXPで、キー操作ができるのに設定が無効の場合も、一度有効に設定し直した後は正しく反映されます。(ライター 斎藤幾郎)

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