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コスプレめぐり深い議論 東大生はダンスで圧倒

2010年9月17日

写真激しいコスプレダンスで観客を圧倒した「東大まるきゅうプロジェクト」

写真東大生30人が様々なキャラクターに扮した「東大まるきゅうプロジェクト」

写真海外コスプレーヤーを代表してドイツのヒズエさん、米国のアデラさん、台湾のリー・ルカさんの3人が登場

 千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2010で17日、コスプレとゲームのかかわりなどを語る「コスプレカンファレンス」が開かれた。海外からもコスプレーヤーらが華々しく登場。マイナーだった昔を知る専門家たちは「時代は変わった」と口々に語った。(アサヒ・コム編集部)

 海外コスプレーヤーは、ドイツのヒズエさん、米国のアデラさん、台湾のリー・ルカさんの3人。ゲームショウの公式キャラクターや、音声合成ソフト「初音ミク」から派生したキャラクター「みくずきん」などに扮して、各国のコスプレ事情などを語った。

 さらに、東大生30人が様々なキャラクターに扮した「東大まるきゅうプロジェクト」が出演。激しいコスプレダンスで観客を圧倒した。

 司会進行を務めたのは、27年前に「コスプレ」という言葉を雑誌の記事タイトルで初めて使ったという出版・映像プロデューサーの高橋信之さん。「自分がストーリーに参加して画面の中で分身を操るゲームと、自らの体を使って好きなキャラクターを再現するコスプレとは親和性が高い。かつてはアニメや漫画の登場人物に扮することが多かったが、今ではゲームのキャラクターになり切るコスプレーヤーが多数を占めている」という。

 今回のゲームショウでも、メーカーが提供したゲーム画面の背景を用意してコスプレーヤーがその前で撮影できるスペース「Coswall」を設けるなど、ゲームとコスプレの接点を提供する様々な企画を用意したという。

 パネリストの雑誌「COSMODE」の大門太郎編集長は「コスプレは昔はインディーズ、アンダーグラウンド的存在で、オフィシャルな場ではできなかった。ゲーム会社が目をかけてくれる今のコスプレーヤーは幸せだと思う」と述懐。

 情報サイト「コスプレドットコム」でアジアエリアのマネジャーを務めるジャッキー道斎さんは、自らもコスプレ歴16年。「海外で人気を博し国からも後援され、コスプレは文化として広く認められるようになった。今後は原作のクリエイターから受け取ったものを、いい衣装を作って面白いことをして自分たちの創造性で返礼する、という文化に育ってほしい」と語った。

 ゲームショウでは18日午後6時から、イベントステージで「コスプレダンスナイト」が行われる。


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