2011年2月16日
NECは15日、米グーグル製の基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した新型の携帯情報端末「ライフタッチ・ノート」=写真=を発表した。7インチの液晶画面はタッチパネルで操作できるが、パソコンと同じキーボードも備えており、文字を入力しやすいのが売りだ。3機種あり、店頭想定価格は4万〜5万5千円。通信に携帯電話回線を使える最上位機種は4月下旬、無線LANのみの2機種は3月10日に発売する。
ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービスに文章を投稿できるソフトも内蔵する。通常のパソコンに比べ、消費電力を大幅に抑えた。1回の充電で最長9時間のウェブ閲覧ができるという。
新端末の使い勝手や大きさ、価格は、2、3年前に流行した機能限定型ノートパソコン「ネットブック」と重なる。ただ、NECは「OSの立ち上がりの速さ、小型軽量化、電池の持ちの点で、新たな分野だと考えている」という。