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IT車両を共同開発 トヨタ・MS提携発表

2011年4月7日

 トヨタ自動車と米マイクロソフト(MS)は6日、次世代車のIT化で提携すると発表した。車を中心にして情報をやりとりする仕組みを共同開発する。さらに、ITを使って電力を効率よく供給する「スマートグリッド」(次世代送電網)でも協力する。

 トヨタは2012年に販売予定の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)で、MSの「ウィンドウズ・アジュール」を採用する。インターネットを使って情報拠点から多様なサービスを提供する「クラウドコンピューティング技術」だ。

 利用者は車内で地図情報や交通情報などを随時細かく入手できるほか、自宅の暖房や照明など電化製品を遠隔操作することもできる。車外からも、携帯電話を通じて自分の車の充電や故障の状態などを確認できるようになるという。

 12年に日米でサービスを始め、MSの世界の情報拠点を活用して15年までに世界170カ国に広げる方針。また、ガソリン車など他の車種にも広げていく。開発はトヨタの子会社「トヨタメディアサービス」が担い、トヨタとMSで計10億円を増資する。

 両社はこのシステムを使い、スマートグリッドへの取り組みも強化する。

 トヨタの豊田章男社長は7日、米国でネットを通じた記者会見を開き、「今回の提携はトヨタの未来にとって極めて重要だ。今後も必要な提携には常にオープンでいる」と述べた。(ニューヨーク=山川一基)

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