ブラジルの国立宇宙研究所(INPE)は28日、昨年8月から今年7月までのアマゾン熱帯雨林の伐採面積が1万1968平方キロとの推計を公表した。前年同期比3.8%増で、増加に転じるのは2003−04年以来4年ぶり。東京都の約5.47倍の森林が1年間で消失した計算になる。
ミンク環境相は「30−40%の増加予測もあった」とし、対策が奏功していると強調。ただし、「いかなる増加も好ましくない」と不満も漏らし、森林の違法伐採取り締まりを強化する考えを示した。
アマゾン熱帯雨林では違法な開墾や伐採が後を絶たず、このままでは2030年までに森林の55%が消滅するとの指摘もある。(時事)