クチバシに釣り糸とおもりが巻き付いたクロツラヘラサギ=今月13日、北九州市小倉南区、全日写連・大木謙之介さん撮影
環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れがあるとされる野鳥のクロツラヘラサギが、北九州市小倉南区の曽根干潟でクチバシに釣り糸とおもりが巻き付いた状態で見つかり、15日午前6時半ごろ、研究者2人が捕まえた。市内の動物園に約1時間後に運ばれた時には死んでいた。
11日ごろからこの状態で干潟にいるのを目撃されていた。捕獲時は長期間えさを食べられなかったため、衰弱が激しかったという。
捕獲に参加した北九州市立自然史・歴史博物館の武石全慈(まさよし)学芸員は「釣り糸の被害は水鳥全般にある。決して捨てないようお願いしたい」と話した。