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コウノトリ、野生の産卵 放鳥雄と飛来雌ペア 兵庫

2009年3月19日6時1分

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写真産卵した野生の雌(左)と放鳥コウノトリの雄=兵庫県豊岡市、県立コウノトリの郷公園提供

 兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)は18日、同園が放鳥したコウノトリの雄(2歳)と、大陸から飛来したとみられる野生の雌(推定3歳)がペアになり、園内で卵を産んだと発表した。同園が05年にコウノトリの放鳥を始めて以来、野生の個体との間で産卵が確認されたのは初めて。

 同園によると、雌は06年にはじめて豊岡市に飛来。愛媛県との間を行き来しており豊岡では「エヒメ」と呼ばれている。同園が07年に放した雄と今月上旬から交尾をはじめ、園内にある飼育コウノトリの繁殖ケージの金網の上に営巣。今月16日と18日に雄が卵を巣の外に放り出したのを監視カメラの映像で確認した。卵は地面に落ちてすでに割れていた。

 同園の大迫義人主任研究員は「孵化(ふか)にこぎ着けられれば、放鳥コウノトリの遺伝的多様性につながるので歓迎している。ただ、雄に卵を抱く様子が見られないので、今シーズンのヒナ誕生は難しいだろう」と話している。

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