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体重6キロ、日本一小さい?警察犬「くぅ」ちゃん誕生

2010年1月18日19時14分

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写真警察犬になったミニチュアシュナウザーの「くぅ」=和歌山市西

写真飼い主の高見知佐子さんに抱かれる「くぅ」=和歌山市西

 体重約6キロ、体高約30センチのかわいい警察犬が、和歌山県で誕生した。全身がもじゃもじゃの毛に覆われたミニチュアシュナウザー(オス、3歳)で、登録名は「クリーク号」。元の名前は「くぅ」。おそらく日本一小さな警察犬だ。

 警察犬は大型犬で、精悍(せいかん)な顔つきにすらりとした体のシェパードや、盲導犬としても活躍するラブラドルレトリバーが多い。訓練所や飼い主らでつくる日本警察犬協会によると、「くぅ」のような小型犬が警察犬になったのは「聞いたことがないし、協会の記録にもない」という。

 警察犬になれる犬の種類を指定している警察もあるが、和歌山県警は「能力があればどんな犬でもオッケー」と、種類を限定していない。「くぅ」は昨年11月の審査会で、持ち前のにおいをかぎ分ける力を発揮してみごと合格。今月1日、県警の嘱託警察犬として登録された。犯人の遺留品のにおいをかぎ分けるなどして事件捜査に協力する。任期は1年。

 「くぅ」は和歌山県日高町生まれ。クウクウと鳴いて甘えることから名付けられた。飼い主の高見知佐子さん(39)によると、「なかなか言うことを聞いてくれない元気な子」だった。プロにしつけてもらうため、6カ月の時に和歌山市内の警察犬訓練所に預けられた。そこで山路和(かず)・訓練士(27)と出会い、才能を開花させた。

 いまは訓練所で生活している。高見さんが様子を見に行くと、見境なく突進してじゃれるが、山路訓練士の「待て」がかかれば背筋をピンと伸ばして“仕事の顔”になる。(森本未紀)

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