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電気の仕組み変えよう NPOバンク田中さん講演 徳島

2011年8月21日0時43分

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 環境や福祉分野へ融資するNPOバンク「未来バンク事業組合」(東京)の理事長、田中優さん(54)が20日、原発に頼らない社会をテーマに徳島市内で講演した。いくら費用がかかっても電力会社が電気料金を上げられる現行方式は「仕組みを変えるべきだ」などと訴えた。

 田中さんは、原発が次々に建設されてきた要因に「総括原価方式」を挙げた。電力会社は人件費や発電所の建設費といったコストに一定の利益を上乗せして電気料金を決められ、「この仕組みが不要な施設を造らせ、電気料金を世界一高くした」と指摘した。

 その上で、電力消費量の多い事業者の節電が必要と強調。電気を使うほど単価が安くなる現行料金体系について、「節電するほど得する体系に変えた上で、自然エネルギーに切り替えていくべきだ」と述べた。

 講演会は、6月に映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会を開いた実行委員会などが企画し、約150人が集まった。参加者からは、原発廃止による経済への影響について質問も出たが、田中さんは「自然エネルギーにシフトしたドイツではむしろ雇用が増えている」と答えた。

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