3日に始まった男子ゴルフのUBS日本ツアー選手権で、期間中、どれほどの二酸化炭素が排出されるのか、専門家が調べている。地球温暖化の防止に役立ちたいと、主催する日本ゴルフツアー機構が異例の試みに乗り出した。
選手権は、茨城・宍戸ヒルズカントリークラブで開かれている。練習ラウンドが始まった6月30日から最終ラウンドまでの7日間、武蔵工大の研究者らが調査にあたる。
期間中に会場から出るごみの量やクラブハウスの電気使用量、大会スタッフが着る服や帽子の素材などを調べ、製造・輸送過程も含めて大会開催に伴って排出される二酸化炭素の総量を計算する。
同機構では調査結果や取り組みの成果をもとに、今後の大会でも二酸化炭素削減に取り組んでいく予定だ。
ゴルフ場開発が自然破壊として批判されるなど、ゴルフ界はとかく環境問題で受け身だった。同機構の小泉直会長は「環境問題に取り組むことは時代の要請。ゴルフ界がどうかかわれるか、しっかり考えていきたい」と話している。(若林幹生)